9月5日(土)に農業小学校の授業が行われました
この日の畑での仕事は、秋野菜の種まき・植え付けです。
朝の会では校長先生が、
「これまでの授業では、春に種まきや植え付けをして、成長した作物を収穫してきました。今日は雪が積もる前の収穫に向けて、これから育つ作物の種まきや植え付けをします」とお話ししてくださいました。
創成高校 野菜クラブのお話は、大根についてでした
さっそく畑に移動すると、2つのグループに分かれて活動です。
子どもたちがする主な活動は大根の種まきと白菜のうえつけです。
大根の種まきでは、畑にうねを作るところからはじめます。
農家先生にコツを教えてもらいながら、くわを上手に使いこなして進めました
うねができたら、大根の種を2粒ずつまいていきました。
黄色い糸に30cmごとに目印がついているので、
それを頼りにまきます
白菜の植え付けでは、はじめにスコップで穴を掘りました。
大根と同じように40cmごとについている目印を頼りに掘ります。
植え付ける前には、穴へ水をやります!
8月のあいだ、雨がほとんど降らなかったので畑はカラカラです
白菜が元気に育つよう、水をたっぷり入れておきます。
白菜は、ポットで育てた苗を畑へ植えつけます
優しく取り出して置き、土を寄せてあげました。
また、野沢菜の種まきの見学もしました。
野沢菜は大根よりもずっと種が小さく、目印をつけないでパラパラとまくので、子どもたちにはすこし難しい…
なので、農家先生が種をまくところを見学です。
今回は、先生が持ってきてくれた種まき道具を使って、子どもたちも少しだけ体験することができました
ほうれん草も先生が種まきをしていましたが、手伝ってくれる子もいました
これで、畑の作業はおしまいです!
すこし休憩したら、離れ山に向かって歩き出しました。
目的地は山頂ではなく、ふもとにあるアスレチック広場です。
ここは、地元有志でつくる「離山を守る会」の皆さんが整備している遊び場で、子どもたちが遊べる10のアスレチックがあります。
この日は会の皆さんが朝から作業をしていて、農小の子どもたちが遊ぶ様子を見守ってくださいました
すべりだいや、つなわたり、ターザンロープなど、
みんな楽しそうに遊んでいました。
アスレチック広場の本格オープンは10月20日だそうです
もっと遊びたいところですが、残念ながら時間が来てしまいました…。
帰り道では、崖に大きなハチの巣や、マムシグサの実を見つけました
(後で調べてみると、マムシグサは農小で育てている里芋と同じ、サトイモ科の植物でした! でも毒が強いので、里芋と違って食べられないそうです)
次回の授業は9月22日で、待ちに待った稲刈りをします!