こんにちは　おおちゃんです！

２０１６年から電力の小売りが全面自由化され、従来の地域の電力会社以外の電力事業者と自由に契約できるようになりました。しかし、電話勧誘・訪問販売での電気契約のトラブルが後を絶ちません。

今回は、「電気の契約トラブル」に関する国民生活センターからの注意喚起をお届けします。

相談事例
【事例１】
大手電力会社からの委託と名乗り、検針票を見せるように言われた。
【事例２】
マンション全体で契約する電力会社が変わると言われた。

トラブル防止のポイント
１．「大手電力会社の委託を受けている」と言われたら・・・
訪問してきた会社の社名や連絡先等の情報や訪問の目的、電力契約をどこと結ぶのかを必ず確認してください。
２．「電気代が安くなる」と言われたら・・・
契約プランによっては、現在よりも電気料金が高くなる可能性もあります。現在の契約と必ず比較検討しましょう。
３.「このマンション全体の契約が切り替わる」と言われたら・・・
マンション・アパートの管理会社や大家さん等に連絡をして、事実かどうかを必ず確認しましょう。
４．「検針票を見せて」と言われたら・・・
検針票の情報がわかれば電力契約の手続きができてしまいます。検針票の取り扱いには十分注意してください。
５．訪問販売で契約した場合、クーリング・オフができます
事業者から訪問を受けて契約した場合、特定商取引法に定める書面を受け取った日から数えて８日以内であればクーリング・オフ（無条件での契約解除）をすることができます。
６．不安に思ったら、須坂市消費生活センター（026-213-7188)に相談してください。

参考資料
国民生活センター：「電気代が安くなる!?電力契約の訪問販売トラブル」
国民生活センター・消費者庁：「契約内容や契約先の事業撤退に伴う対応についての相談が寄せられています」