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投稿の詳細: 法務省「大人への道しるべ」のクイズに挑戦してみましょう!
2022/01/21
法務省「大人への道しるべ」のクイズに挑戦してみましょう!
こんにちは おおちゃんです!
4月1日より成年年齢が20歳から18歳に引き下がります。
今回は、法務省「大人への道しるべ」からのクイズをお届けします。
-大人って何?-(出題は5問です!)
第1問
成年年齢が18歳に引き下げられるのは、いつから?
A:2022年4月1日
B:2024年4月1日
C:もう既に18歳に引き下げられている
第2問
「大人」について述べたもののうち、正しいのはどれ?
A:「大人」とはどういうものであるかは法律で決まっている
B:法律で「大人」は20歳であると定められている
C:「大人」とは何かが法律で決められているわけではない
第3問
成年年齢が20歳とされたのは、いつから?
A:室町時代
B:江戸時代
C:明治時代
第4問
民法の定める成年年齢の意味として適切でないものは、どれ?
A:成人式の対象となる年齢
B:一人で契約を締結することができる年齢
C:親権に服することがなくなる年齢
第5問
成年に達してから締結する契約について述べたもののうち、正しいのはどれ??
A:成年になっても、すぐには高額の契約を結ぶことはできない
B:成年になった以上、契約をする際に誰かに相談してはいけない
C:成年になると、ローンを組んで買い物をすることもできる
では、正解と解説です!
第1問:正解はA
成年年齢は2022年4月1日に引き下げられます。
第2問:正解はC
実は、「大人」とは何か、何歳から「大人」かについて、法律で一律にきめられているわけではないのです。
民法の成年年齢のほかにも、選挙権年齢や、飲酒をすることができる年齢などは、それぞれの目的に応じて個別の法律で定められており、その年齢も同じというわけではありません。(例えば、成年年齢が18歳になっても、飲酒の年齢制限は20歳のままです。)
第3問:正解はC
一人で契約を結ぶことができるという意味での「成年年齢」が最初に決められたのは、明治9年のことといわれていますので、今から約140年前のことです。それ以来、日本では20歳が成年年齢とされていました。
第4問:正解はA
民法の定める成年年齢は、一人で契約を結ぶことができる年齢という意味と、親権に服することがなくなる年齢という意味とがあります。成人式については法律上の規定はなく、対象となる年齢を何歳にするか等は、主催者となる市町村等が判断します。
第5問:正解はC
成年になると、親の同意がなくても、自分自身の判断で契約を結ぶことができます。金額の制限などもありませんし、ローンを組んで買い物をすることもできます。逆に、自分の判断で結んだ以上、それを守らなければいけません。ただし、契約を結ぶかどうかを判断するにあたって、誰かに相談していけないというわけではありません。迷ったときは、両親や身近な大人に相談してみることが必要です。
参考資料
出典:法務省特設WEBサイト「大人への道しるべ」