世界の民族人形博物館
ただいま「三十段飾り千体の雛祭り」が展示されていますが、常時展示の人形も盛りだくさんに展示されています。
世界の民族人形博物館は、有名ファッションデザイナーを何人も育てた実績から、日本ファッション界の“ゴッドマザー”と呼ばれる、小池千枝先生のコレクションが展示されており、世界100数ヵ国の民俗人形およそ3,000体あまりを所蔵、公開しています。
五大陸の民族人形のコーナーでは、ユニークな民族衣装をまとった人形たちが並びます。
顔つきもさまざまに個性的で、じっと見ていると話しかけてきそうな気もしてきます。
学芸員さんが丁寧に説明してくれるのですが、興味が湧いてくる話ばかりで楽しい時間が過ごせます。
( 学芸員さんの説明を受けたい方は、事前に人形博物館に連絡してください。TEL: 026-245-2340)
歴史的建物園
人形博物館の脇に立ち並ぶのは歴史的建物園です。
江戸末期の武家屋敷や藩医の屋敷などをできるだけ忠実に再現しており、須坂市内の歴史的価値を持つ建造物が移築や復元されています。
実際に中に入って実際に使われていた道具などを見ると、当時の人々の生活を偲ばれます。
須坂版画美術館
2022年1月15日(土)~4月17日(日)の期間「版画同人誌「櫟(くぬぎ)」とその仲間たち展」と「山の版画家 畦地梅太郎 山を中心に展」が同時開催されています。
同人誌「櫟(くぬぎ)」は須坂の版画家である小林朝治氏が創刊にかかわり、後に編集にたずさわった版画同人誌『櫟』と会員の作品を展示しています。
1933(昭和8)年に創刊された版画誌『櫟』は現在も刊行が続いており、なんと今年で100号となりました。
もう一つの展示、畦地梅太郎氏の展示は、なんともユーモラスな表現の作品もあり楽しめます。
版画独特の表現が新鮮で、ふだん版画に触れたことがない方にもぜひ訪れていただけたらと思います。
★ご紹介した施設のホームページ
世界の民俗人形博物館
https://www.culture-suzaka.or.jp/doll/index.html
歴史的建物園
https://www.culture-suzaka.or.jp/tatemonoen/index.html
須坂版画美術館
https://www.culture-suzaka.or.jp/hanga/index.html
★入館料
※「三十段飾り 千体の雛祭り」開催期間中は世界の民俗人形博物館と須坂版画美術館の共通入館券となり入館料が500円となります。
1月15日(土)~6月28日(火):共通入館券500円
通常時
世界の民俗人形博物館:300円
歴史的建物園:無料
須坂版画美術館:300円
※20名様以上団体2割引(世界の民俗人形博物館・須坂版画美術館の共通券)
※通常展示の際の入館料とは異なります。
※高校生以下及び18歳未満、須坂市内在住70歳以上は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は無料
※4/18(月)、4/19(火)は展示替え休館 5/11(火)以降水曜休館
★アクセス
お車:上信越自動車道「須坂長野東IC」からで5km(約8分)
電車:JR「長野駅」から長野電鉄特急15分「須坂駅」下車、タクシーで8分
バス:長野電鉄須坂駅から市民バス<仙仁線>乗車約10分「アートパーク入口」下車、徒歩3分。
<米子線>乗車約7分「県民グランド入口>下車徒歩約10分
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