11/18(木)に 小学校の修学旅行の催しの一つとして、須坂の伝統文化を知っていただく体験講座が開かれました。旧小田切家では、生徒さんたちが、釘や接着剤を使わずに木を模様に組んでいく「組子細工作り」を体験しました。

館長さんのお話では組子細工にはいろいろな模様があり、それぞれに意味があるそうですが今回作るのは”麻の葉”模様です。麻の葉には魔除けや健康・成長を願う意味があるそうで、育ち盛りの生徒の皆さんにはぴったりな模様です。

予め用意された繊細で細かな木のパーツを、生徒さんた達が一つづつ指ではめ込み金槌でしっかりと打ち込んでいきます。
少しでも斜めに打ってしまうと木が割れてしまうので、皆さん真剣な面持ちで一生懸命に打ちこみます。
金槌の小気味よいトントントン！という音がリズミカルに部屋に響いて作っている皆さんが職人さんのように見えてきます。
最後の方はなおさら、はめ込むのがきつくなるのでみんな慎重に作業を進めます。

完成した組子細工を見て、生徒の皆さんは安心してホッとした気持ちと一つの物を作り上げた満足げな気持ちが表情に現れているのを見て、有意義な旅の時間を過ごしていただけたかなと思いました。

須坂では、優しいお店の方々や素敵な職人さんや、須坂を語ってくださる面白い農家さんなどなど素敵な出会いがたくさんあります。

ぜひお越しくださいませ。

◆詳細は、『自然が学び舎　長野県学習旅行ナビ』HP　須坂市の紹介ページへ
https://www.naganoken-gakushuryoko.net/experience/3074/

Staff F.