須坂ぷれジョブ推進会議

ぷれジョブすみさか　６月の定例会が６月６日に、須坂市福祉会館で行われました。
すみさか地区では第７期がスタートし、それぞれのお子さんの様子が報告されました。新しい職場で少し緊張しながらも、がんばっている様子が伝わってきました。

中２のＳくん。Ｓ君はすみさか地区の立ち上げから参加しているので、今回で７か所目のぷれジョブになりますが、今回は相崎電機製作所さんにお世話になっています。工場でのお仕事は初めてで、今までにない新しい経験です。プラグやジャックの組み立ての仕事を経験しているのですが、部品の置き方を工夫しながら、どんどん作業の能率を上げることができているそうです。会社の方からは、仕事の手順もそうですが、しっかりとあいさつができ、礼儀正しいところが素晴らしい！とのお言葉をいただいています。また、サポーターさんや保護者の方からは、会社の受け入れの素晴らしさが話題になりました。受付にいくとすぐに社員の方が出てきて階段のところを手伝ってくれることなど、ほんとうにありがたいとのお話がありました。これからも、お世話になります。

中２のＲさん。今回は、美容室ノーブルさんでお仕事を体験させていただいています。本人は初めての美容院で、とても緊張して初日を迎えたようですが、少しずつ、慣れてきているようです。こちらの美容院ではヘッドスパということを行っているそうで、お客様がいる時にはリラックスしていただくような雰囲気をこころがけているそうで、黙って、静かにお仕事をしなければならないので、よけいに緊張したようです。でも、そこは女の子、このお仕事にも興味をもったようで、これからいい経験ができそうですね。受け入れ先の美容室の先生も、いろいろと考えて下さっているようで、ありがたいです。

中２のＴくん。今回は浄運手さんでのぷれジョブに取り組んでいます。全国、各地でぷれジョブが広がっておりますが、お寺でのぷれジョブというのは、例がないのではと思います。本人の希望でお願いしたところ、快くお引き受けいただき、お掃除をはじめ、いろいろな仕事に取り組ませていただいております。そしてお仕事が終わった後には、お茶をいただきながら、いろいろなお話も聴かせていただいております。当日はお忙しい中、浄運寺さんにもおいでいただき、画一的ではない、一人一人に応じた多様な学びがあっていいこと、興味をもったらそこから学びが始まっていくことなど、今回の受け入れに関わってお話いただきました。ありがとうございました。

これからさらに新しい経験が広がっていきそうな、わくわくする、楽しみな定例会になりました。
次回の定例かは７月４日（金）午後７時から。須坂市福祉会館です。