戦争で足を痛めた源一郎。商売道具の自転車を盗まれるなど苦難の末、絵元への転向を決意します。紙芝居業界は、作家、演じ手、絵元(貸元)の三者によって成り立っていました。
「子どもたちには、視野の広い人間に育ってほしい。戦争のない世の中をつくってほしい。この願いを実現するために、私は紙芝居をつくりつづけたのです」「育ちゆく子どもたちの心のふるさと」、「争い
をなくして平和にならねばならない」、「真実を求める」。「三邑会」(さんゆうかい)という名前には、源一郎の3つの願いが込められていました。
信州須坂紙芝居のさとプロジェクトの活動も、3つあります。
レプリカづくり
須坂市立博物館の紙芝居を復刻し、市民が使える文化財にすること
まちづくり
紙芝居を使ってふるさとを元気にすること
ひとづくり
紙芝居を愛し、演じて、伝える人材を育成すること
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