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投稿の詳細: 懐かしくて新しい紙芝居、誕生ストーリー

2020/02/18

懐かしくて新しい紙芝居、誕生ストーリー

14:06:58, カテゴリ: 紙芝居のさとプロジェクト  

信州須坂は紙芝居のまち。地域に伝わる民話を紙芝居につくって口演するグループが点在し、「紙芝居の地めぐり」や、各地から紙芝居師が集結する「叒譜の杜 桜まつり」が行われ、民話の紙芝居を高校生が英訳して上演するなど、世代を越えた交流もさかんです。
そんな須坂が、街頭紙芝居最後の絵元(えもと)・塩崎源一郎(1912~2000)のふるさとであったことは、決して偶然ではないでしょう。須坂市九反田町に生まれた塩崎は、17歳で上京し、ブリキ屋に奉公したものの、街頭紙芝居の世界に足を踏み入れます。
昭和22(1947)年、大阪に三邑会を設立。紙芝居を制作・配給する絵元として活躍しました。塩崎のもとで、佐渡正士良、森茂樹、のちに手塚治虫と長編漫画『新宝島』を共作する酒井七馬(佐久良五郎)など、多くの才能あふれる画家たちが腕をふるったのです。
塩崎が生涯をかけてつくった紙芝居が、日本中の街頭で語られ、子どもたちに夢を与えつづけました。それらの貴重な紙芝居は、1995(平成7)年に自宅を改装して開館した「塩崎おとぎ紙芝居博物館」に展示・保存されています。
「いつの日かふるさとで紙芝居をやりたい」が口ぐせだった源一郎。実現することなく亡くなってしまいましたが、生前、1.000枚を超す作品を須坂市に贈っています。それらは須坂市立博物館に収蔵されているものの、市民の前で演じられることはありません。
紙芝居は、みんなで肩寄せあって見るもの、使うもの。ガラスケースのなかに飾るものではないはずです。この紙芝居を地域資源としてアーカイブし、レプリカを作成して、市民が使える文化財にするために立ち上がったのが「信州須坂紙芝居のさとプロジェクト」です。
平成29(2017)年から、長野県地域発元気づくり支援金を活用して、700枚のレプリカを作成してきました。こうして誕生した「懐かしくて新しい紙芝居」で、ふるさとを元気にしていきます。だれもが肩寄せ合って暮らせる「紙芝居のさと」をつくっていきます。

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