信州須坂移住支援チーム

「須坂市に住んでよかった」 「須坂市に住んでみたい」と思える魅力的なまちを目指しています。

カテゴリ: エッセイ

2023/03/20

移住支援エッセイvol.81「大人だって夢がある」

Permalink 17:13:34, カテゴリ: エッセイ  

人材サービス会社が、このほど日本全国の小中学生1,800人を対象に「将来就きたい職業」に関する調査を実施した
結果は1位に女子が「パティシエ(お菓子職人)」、男子が「サッカー選手」だったそうだ
女子のパティシエはなんと4年連続1位
このほか女子の上位には先生や医者、男子はユーチューバー、会社員と続いている
夢を描けることは素晴らしいことだと思う
しかしながら環境とともに変化していくのが人間
立ち止まって考える時間が必要な時もある
何を大切にしたいのか、どんな自分になりたいのか
だから大人だって夢を描き続ける
人はいくつになっても夢を描いていいと思う
それが目標に変わり次の一歩を踏み出す力になるはずだから

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

2023/03/06

移住支援エッセイvol.80「計画された偶然」

Permalink 18:02:19, カテゴリ: エッセイ  

偶然起こった出来事が、その後の人生を大きく動かしたという経験は身に覚えないでしょうか
些細なことでも例えば、
たまたま立ち寄ったお店で前から欲しかった品物が偶然手に入った
ふとテレビをつけたら前から見たかった映画を偶然見ることができた
それらは偶然ではなく自分の行動がもたらしたものです
立ち寄らなかったら品物にめぐりあえなかったかもしれません
テレビをつけなかったら映画を見逃していたかもしれません

「幸運は向こうから偶然やってくるものではなく自らの行動がもたらした結果である」
心理学者クランボルツが提唱した「計画的偶発性理論」です
好奇心:新しいことに興味を持ち続ける
持続性:失敗してもあきらめずに努力する
楽観性:何事もポジティブに考える
柔軟性:こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる
冒険心:結果がわからなくても挑戦する
これら5つを持ちあわせた人にチャンスが訪れやすいと言われています
一歩踏み出す勇気と行動が伴えば人生はより楽しくなるのかもしれません
予期せぬ偶然をチャンスに変えるのは自分次第
あの日の選択は間違っていなかったと思える日がくることを信じて

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

2023/02/07

移住支援エッセイvol.79「運命の人」

Permalink 08:50:24, カテゴリ: エッセイ  

昨日投開票が行われた須坂市議会議員選挙
最年少の移住者議員が須坂市に誕生することになった
「まるで移住したての頃を思い出す位がむしゃらに闘いました」
そうメッセージをくれたのは須坂市地域おこし協議会を率いる早川会長である
彼と初めて会ったのは忘れもしない2017年11月有楽町駅前の東京交通会館で開催された移住相談会だった
ブースに訪れた純朴な印象の彼に地域おこし協力隊の募集チラシを渡したあの日のことを今でもはっきり覚えている
その後再び東京銀座NAGANOの相談会で偶然会うことになり
「この人は運命の人だ!」と強く感じたことを記憶している
須坂市への移住を決め協力隊に着任した彼は「がむしゃらに生きた」と体験談に記録している
大人になっても「がむしゃらに生きる」と言えるのは素晴らしいことだと思う
移住して生活を送っている皆さんも、これから移住する皆さんにも「がむしゃら」になれる須坂市でぜひ素晴らしい人生を送ってほしい
そして生まれ育った私自身も「がむしゃら」に生き続けたい

★須坂市移住応援サイトから早川隊員の活動報告
https://www.city.suzaka.nagano.jp/kurasuzaka/talk.php?id=321

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

2023/01/20

移住支援エッセイvol.78「ともに乗り越える移住支援」

Permalink 16:47:38, カテゴリ: エッセイ  

須坂市ではこれまで約1,000組の相談を受け付けているが、中でも最も割合を占めるのが「転職移住相談」である。
移住希望者は仕事が決まらなければ移住ができない。
だが、都会から地方への転職移住の壁がどれくらい高いものなのかピンときていない相談者が多くいる。
その結果、移住後の生活に不安を覚え移住を躊躇してしまう人が相当数いる。
須坂市では具体的な仕事相談に乗ることで移住者の受け入れに協力的な企業30社を開拓し就業を希望する人たちを繋げる取り組みを行っている。
すべては8年前、移住担当者となり年間30回にも及ぶ移住相談会での声を受け、最も必要だと感じたことが始まりである。
課題を抱える相談者に寄り添いながら、ともに乗り越えることができた時こそ移住支援が成立すると思うのだ。
以前、須坂市の取り組みに対し耳を傾けてくれた県庁職員が「最後は相談する"人"だよね」と敬意の言葉を残してくれた。
不安を希望に変える支援こそ本当の移住支援だと私は信じている。

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

2023/01/05

移住支援エッセイvol.77「ふるさとの冬」

Permalink 18:15:22, カテゴリ: エッセイ  

冬の朝、目覚めて最初に思うこと
「雪は降っていないかな?」
「北アルプスや北信五岳は顔を出しているかな?」
「里山は雪化粧しているかな?」
冬の積雪状況を毎日ホームページで紹介するようになり3シーズン目
お陰でシーズンそれぞれの初雪が降った日もしっかり記憶している
2020年は12月5日
2021年は11月27日
2022年は12月16日
冬は長いが味わい深い季節でもある
特に山の風景は一年の中で最も美しい
ひとりでも多くの移住希望者が不安を取り除き「冬も悪くない」と思ってもらえるよう正確な情報を伝えていきたい
そして美しいふるさと「須坂市」を目に焼き付けてほしい

★須坂市の積雪ってどのくらい?(2022.12.16~)
https://www.city.suzaka.nagano.jp/kurasuzaka/info.php?id=351

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

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