信州須坂移住支援チーム

「須坂市に住んでよかった」 「須坂市に住んでみたい」と思える魅力的なまちを目指しています。

カテゴリ: エッセイ

2020/09/07

移住支援エッセイvol.39「未来を描く夢列車」

Permalink 17:00:04, カテゴリ: エッセイ  

土曜日の授業を終え毎週ダッシュで信州中野駅へ向かった高校時代
特急列車に飛び乗り、目指すは長野駅前のピアノ教室
当時の私は夢のピアノ教師へまっしぐらだった
厳しいレッスンに向かう緊張からか特急列車は超特急に感じるほどに
先生に褒められる日もあれば、思うように弾けず落ち込む日もあった
そんな私を慰めてくれるかのように帰りの列車はゆっくりと自宅のある須坂駅まで運んでくれた
時は流れピアノ教師になった私だが、現在は都会から須坂市に移住を希望する方たちをサポートする市の移住支援事業に携わっている
今では移住希望者に長野電鉄が市民の大切な足となっていることを案内する立場に変わった
変わらないのは、懸命に夢を追いかけ電車に飛び乗っていたあの日の記憶
あの時間があって今の私がいる
さあ、今日もどこかで特急列車に飛び乗って夢を追いかけているのは誰かしら

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

※令和2年長野電鉄創立100周年の記念企画「思い出のエッセイ・作文コンテスト」に応募し104点の中に選んでいただいたエッセイです。このたび記念の収録本にも掲載していただきました。
・長野電鉄HPより
https://www.nagaden-net.co.jp/news/2020/08/post-285.php

2020/08/20

移住支援エッセイvol.38「いやいやプルーン」

Permalink 15:50:52, カテゴリ: エッセイ  

部活動のテニスに明け暮れた中学時代
真っ黒に日焼けし健康そのものだった
ある時、鉄分不足で貧血気味と診断を受けた
「体にいいから食べなさい」
心配した母が鉄分豊富なプルーンを山のように用意してくれた
私はいやいやプルーンを口にしたのを覚えている
須坂はプルーンの生産量県内トップを誇る
大人になってからはプルーンが大好きになった
何せネットで検索すれば「美容」と「健康」の2文字がズラリと並ぶ
しかも生のプルーンはおいしい!
新鮮だから皮ごと食べられる!
美容と健康のために補給は欠かせない!
食べ過ぎ「注意」の2文字が私を惑わせる

(須坂市移住・定住アドバイザー 豐田貴子)

2020/08/06

移住支援エッセイvol.37「マスクの夏」

Permalink 12:18:34, カテゴリ: エッセイ  

「マスクは持ったかな?」
朝の出勤時に必ず思い出す毎日
いつの間にかマスクを頭に浮かべるのが当たり前の生活になっている
梅雨が明け暑さが続く中でもマスクは必要不可欠
そのせいだろうか片頭痛や立ち上がって歩くとふらつく機会が増えた
ある記事によるとマスクを耳にかけることで耳周りの筋肉にストレスがかかるそうだ
そんな時には頭蓋骨を含めたヘッドマッサージが効果的だという
行きつけの美容室にはヘッドスパコースがあるが
なんと2千円で疲労回復ができる優れた職人技である
今年はマスクが辛い夏になりそうだが
さわやかな緑の山々が望める須坂の景色とヘッドスパがある限り
ブルーな気分も軽減できると期待したい

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

2020/07/20

移住支援エッセイvol.36「特別な夏2020」

Permalink 15:21:31, カテゴリ: エッセイ  

新型コロナウイルスの影響で全国高校野球選手権大会が中止となり
その代替大会が7月18日長野県で開幕した
開会式はなし
応援席は部員と保護者、関係者のみ
しかも感覚を空けて座り応援は拍手が基本
試合開始は選手が整列して声を出さずにあいさつ
会場の様子はかなりの違和感があったに違いない
高校野球ファンの私としては声を押し殺しての応援なんて想像もつかない
それでもこの大会を「野球ができるだけでうれしい」と選手がコメントしていた
移住相談会も未だ東京での開催が難しい状況になっている
それでも予約をしてオンラインで参加してくれる移住希望者がいる
高校野球も移住相談会も今年は本当に特別な夏になってしまった
しかし得られるものだってきっとあると思う
みんなで乗り越えて今後の力へと生かしたい
そんなことを願いながらテレビでの観戦を楽しみにしている

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

2020/07/06

移住支援エッセイvol.35「5階の風景から得られる心の栄養」

Permalink 16:49:21, カテゴリ: エッセイ  

新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていた東京都庁展望室が7月1日、約4カ月ぶりに再開されたと新聞記事が伝えていた
地上202メートル、45階の高さから東京の景色を一望できる人気のスポットでもある
現在コロナ対策として利用人数を100人程度に制限して開放しているので、ゆったり眺めることができるそうだ

須坂市役所にも展望室がある
5階分に当たる高さで、なんと市内をぐるっと見渡せてしまう展望室だ
この春も残雪の北アルプスと北信五岳の美しい山々の風景を楽しませてくれた
雪山やピンクの桜がアクセントになる街中風景、そして新緑の里山風景
日ごとに変わっていく景色が5階の高さから一望できる

45階も5階も見る人の心に栄養を与えてくれるのは同じかもしれないが
四季折々の色の変化を間近で感じられるのはわが町の須坂市役所展望室だ

今日の眺めはどうだろう?
のぼってみたけれど私の誕生日にはちょっと残念な雨模様
自分が生まれた日はどんな景色が広がっていたのだろう
利用制限もない展望室から一人ゆったり市内を眺めてみた

(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

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