信州須坂移住支援チーム

「須坂市に住んでよかった」 「須坂市に住んでみたい」と思える魅力的なまちを目指しています。

カテゴリ: よもやまばなし

2023/02/07

移住支援よもやまばなしvol.115「二人の微妙な関係?!」

Permalink 08:43:07, カテゴリ: よもやまばなし  

昨日投開票が行われた須坂市議会議員選挙で、元地域おこし協力隊で現在地域おこし協議会の会長として共に地域づくりに取り組む早川さんが最年少でトップ当選を果たした。
須坂新聞とグーライトの共同企画として実施された有権者アンケートでは、現在の須坂市の重要課題について「人口減少・移住定住対策」について最も関心が高く、次いで「子育て・教育問題」を課題に挙げる声が多かった(2月4日付須坂新聞)。
高齢世帯が増え隣近所の雪かきが難しくなってきたり、空き家の増加で組の運営が厳しくなるなど、市内のあちらこちらで人口減少による悪影響が出てきており市民が肌感覚で危機感を感じている結果ではないか。
長野県公表2022年中の人口増減で、須坂市は転入者が転出者より145人多い社会増になった。しかしながら、出生者数よりも死亡者数が大幅に上回り、結果として人口減少が続いている。
早川さんとは議員と市職員という微妙な関係になるが、須坂市が直面する地域課題に向け一致協力して取り組んでいきたい。

(信州須坂移住支援チーム 加藤広明)

2023/01/20

移住支援よもやまばなしvol.114「高校生の反応にびっくり」

Permalink 16:32:05, カテゴリ: よもやまばなし  

地元の高校に呼ばれ須坂市の移住支援事業を紹介した。「移住者の実態は起業やテレワークではなく普通の転職移住者が多い」と話したところびっくりされたことにこちらが驚いた。
移住者を取り上げるメディアの影響もあり、一般の人たちの認識は移住者=起業やテレワークなどカッコいい移住のイメージが定着しているのだろう。
国や自治体の移住支援策も同様の支援に偏りがちであり、我々が相談を受ける際も「起業しないと相談してはいけないのか」とか「単身者の移住相談は受け付けていないのか」と聞かれることもある。
実際の移住相談は仕事に関する相談がもっとも多く、移住希望者の大多数は起業ではなく転職移住を希望している。それもそのはず、世の中の就業者の9割近くがサラリーマンであり、仕事が無いと移住できないのが現実である。そのため大多数の移住者が転職移住を希望していることは容易に想像できる。
そろそろ、メディアでもカッコいい移住者ばかりでなく、普通の移住者が普通に暮らしている様子も紹介してはどうだろう。国や自治体でも移住希望者の実態に合った移住支援策がもっと増えないだろうか。これまでなかなか一歩が踏み出せないでいる多くの移住希望者の背中を押してくれる一助に繋がると思うのだ。

(信州須坂移住支援チーム 加藤広明)

2023/01/05

移住支援よもやまばなしvol.113「近所付き合いは面倒くさい?!」

Permalink 18:14:08, カテゴリ: よもやまばなし  

東京での移住相談を経て3年前に家族4人で須坂市へ移住したHさんは、農家で2年間の研修を終え昨年春にブドウ農家として独立した。
Hさんとは同じ消防団で活動をしており、12月の年末夜警で顔を合わせると「来年はシャインマスカットのハウス栽培に挑戦したい」と熱く語ってくれた。
正月は地域の行事のため帰省をしないというHさんに「消防団活動や近所付き合いは面倒くさくないですか」と尋ねると、「子どもも近所で勉強を教えてもらったり、地域に馴染めてありがたいです」と言っていた。
すっかり須坂市民として農家として地に足をつけて生活をするHさんの顔は、真っ黒に日焼けをしてとてもたくましかった。

(信州須坂移住支援チーム 加藤広明)

2022/12/21

移住支援よもやまばなしvol.112「協力隊一考察」

Permalink 14:02:22, カテゴリ: よもやまばなし  

須坂市では2014年度から地域おこし協力隊を導入し、現役隊員8名を含め26名の隊員が活動をしてきている。
当初、協力隊は市役所の部署や観光協会など組織や団体に配置。いわゆる人員補填型の地域おこし協力隊が活動を行っていた。
しかしながら、組織や団体に所属する協力隊は、本来の地域おこし活動や自己実現といった活動にはなりづらい。
活動内容が作業的であったり協力隊が希望する活動を受入団体が許容してくれないといった苦情が寄せられ、任期途中で退任したり年々モチベーションが下がり、協力隊にとっても受入団体にとってもプラスになるべき協力隊活動が逆にマイナスになってしまう事例が相次いだ。
このことから、須坂市では人員補填型から、地域おこし協力隊の活動をとおして地域の課題や要望を解決しながら自身の起業へと繋げていく起業支援型への切り替えを進めている。
具体的には、森林資源や空き家の利活用、遊休荒廃地の活用やキャンプ場の運営など、地域資源の活用をとおして起業を目指す協力隊の活動を支援している。
現在活動している8名の協力隊のうち、人員補填型は1名であり、それ以外の7名は起業支援型の協力隊として活動中だ。
その中で、昨年度起業した協力隊OBが須坂市地域おこし協議会を立ち上げ、現在4名の隊員が地域の課題や要望を解決しながら自身の起業に向けて取り組んでいる。
今後も起業支援型の協力隊の配置を積極的に進めるためには、行政に代わり協力隊を受け入れ活動をサポートし起業へと繋げる協議会(中間支援組織)の育成と支援が欠かせない。

(信州須坂移住支援チーム 加藤広明)

2022/12/05

移住支援よもやまばなしvol.111「須坂市はマニアックシティ?!」

Permalink 17:30:40, カテゴリ: よもやまばなし  

移住相談会で移住希望者と話をしていると須坂市は知名度が低いということをつくづく感じる
相談会では「すさか」と発音したり山梨県の「須玉(すだま)」と間違えられたり
スキーで長野県に来たことがある人は「通過したことはある」と言う
移住セミナーで「須坂市に来たことがある人」と質問するとめったに手が上がらない
珍しく手が上がった人に「マニアですね」と言うと「須坂市出身です」と答える
長野県は移住者に人気が高いと言われるが、ネームバリューのある市町村と違い須坂市は移住者が勝手に来てくれる場所ではない
信州須坂移住支援チームではSNSによる毎日複数回の情報発信を行い、コロナ禍において職員手作りによるユーチューブ動画の配信は450本を超え、移住相談会ではこれまで800組1300人以上の移住希望者と相談を行ってきた
移住者の受皿となる仕事や住居を一括してサポートする「移住支援信州須坂モデル」では移住者受入協力企業30社から協力をいただき、地方へ転職移住をしたくてもなかなかできない移住希望者の受皿に成長してきた
8年前は0人だった移住支援チームサポートによる移住者は現在296人になり、今年度末には300人を超える予定だ
最近では「ユーチューブを見て移住先を須坂に決めました」という相談者も増えてきたが、「通過したことはある」という相談者は相変わらず多い
移住セミナーで「須坂市に来たことがある人」が当たり前のようになり、移住者が移住者を呼び、移住者が勝手に来てくれる場所になるまでは、毎日の地道な取組を続け、移住希望者の声に常に耳を傾けていくことがまだまだ必要である

(信州須坂移住支援チーム 加藤広明)

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