信州須坂移住支援チーム

「須坂市に住んでよかった」 「須坂市に住んでみたい」と思える魅力的なまちを目指しています。

カテゴリ: 地域おこし協力隊

2020/07/06

須坂おもしろ人物記vol.9「綿と羊毛とアロマで癒しを届けたい!」

こんにちは!地域おこし協力隊の宮島麻悠子です。
須坂で活躍している方へのリレーインタビュー今回は日台美知代(ひだいみちよ)さんです。

宮島:日台さん、というよりも「アロマのみっちゃん」の方がピンと来る方が多いかもしれませんね。具体的にはどんな活動をされているのですか?

日台さん:「誰もが簡単に楽しめるアロマテラピー」をモットーに、羊毛フェルトや綿を使った手芸・エアフレッシュナー作りワークショップなどをしています。5年前から高山や豊丘で、綿花の自家栽培もしています。3年前からは須坂クラシック美術館の庭でも育てているんですよ。

宮島:綿花を自分で育てているんですか!?すごいですね。羊毛フェルトや綿を使った手芸はどんなものなんですか?

日台さん:代表的なのが、私のオリジナル商品の「ふわふわラベンダーボール」です。説明するより実際作ってもらった方が分かりやすいので、やってみましょう!

まずラベンダーを綿で包み、ラベンダーにオレンジのアロマオイルを数滴ふりかけます。ラベンダーはリラックス効果があり、よく眠れるのですが、オレンジは気持ちが前向きになる効果があり、組み合わせるとよく眠れるプラス翌日元気に目覚められるようになります。


〈ラベンダーは相森中学校で育てているものを買い取って使用〉

さらに好きな色の羊毛でくるみ、羊毛フェルト用の針でチクチク刺して固定します。そこにさらに別の色の羊毛をうすくかぶせ、チクチク刺してを繰り返し、色々な色が混じり合った感じにします。



〈羊毛フェルト用の針には小さな溝がついていて、チクチク刺すだけで毛が絡まり形ができる〉

お花は小さく切った羊毛を半分に折ったものを1つにつき5枚、チクチク刺して固定し、真ん中にボール状に別の色の羊毛を固定したら完成です。


〈一般的な羊毛フェルト手芸より、かなりふんわりした仕上がり〉

宮島:本当に初めてだったのでキレイに作れるか心配でしたが、意外と形になるものですね。

日台さん:そうでしょう^^ もともとアロマは好きで、JAA(日本アロマコーディネーター協会)のインストラクター資格を持っており、アロマスクールも主宰していますが、アロマオイルの瓶だけ持ってアロマの素晴らしさを語ってもなかなか伝わらなかったんですよね。それで、「難しいことは抜きにして、もっと手軽にアロマを楽しめるものを」と思って開発したのが「ふわふわラベンダーボール」だったんです。色々なご縁に恵まれて、須坂市内だけでなく黒姫や飯山でもふわふわラベンダーボールのワークショップを開催し、みなさんに楽しんでいただけています。ここ最近はコロナでイベントが軒並み中止になってしまい残念ですが、劇場通りに今年オープンしたペチャクチャハウスでは、感染予防対策を講じた上でワークショップを続けさせてもらっています。

宮島:なるほど〜!確かに、アロマテラピーを本格的に学ぼうとしたら、学ぶことが多くて躊躇してしまいそうです。でも、ワークショップで手を動かしながら「これは安眠効果があるから寝る前に香りをかぐといいよ〜」みたいに教えてもらうと、すんなり知識が入って来ますね。参加された方の反応はどうですか?

日台さん:簡単なので、お子さんから90代の方まで、幅広く楽しんでいただいていますよ。出来上がる作品も人それぞれ個性があって面白いです。本格的にワークショップを始める前、80代くらいの女性がワークショップに参加してくださった時の忘れられない言葉があります。その方はハンディキャップのあるお子さんの介護をずっとされていたのですが、帰り際に呼び止められて「こんなに楽しい場はこれまでなかった。ありがとう」とのお言葉をいただきました。こんなに人に喜ばれる経験は無かったですね。これがきっかけで、各地でワークショップをするようになりました。

宮島:素敵ですね!子育てや仕事に頑張っている女性は、どうしても自分が楽しむ時間は後回しになりがちですもんね。
ちなみに、綿花の自家栽培についても詳しく伺いたいのですが、きっかけは何だったんでしょう?

日台さん:高山で綿花の栽培をしている山本さんに呼ばれて畑に行った時、始めて綿の実が弾けているのを目の当たりにしました。それで、「これで何か作って!」と真っ白の綿を渡された時の温もりに感動して。最初は丸めて卵の形にし、「わたまご」というものを作りました。綿には少し油分があり、触っていると手がツルツルになるんですよ。それですっかり綿の魅力にとりつかれてしまいました。

宮島:今初めて実からはじけたばかりの綿を触らせていただきましたが、フワフワで気持ち良いですね!ふわふわラベンダーボールは羊毛でくるんでいますが、綿だけでも何か作れるものなんでしょうか?

日台さん:今まさに植物で綿を染めて、オール綿で作品づくりを始めているところです。基本白と茶色の綿を育てているのですが、茶綿が突然変異して、緑の綿ができました(笑)


〈上が白綿、下が緑綿〉

宮島:なんと!でもキレイな色ですね。これからもどんな作品が生まれるのか楽しみです。
たくさん楽しいお話をありがとうございました。次の方をご紹介いただけますか?

日台さん:ペチャ*クチャ ハウス(NPO法人P・Kパラダイス)の横山さん。ちょうどそこにいるので(笑)ふわふわラベンダーボール黎明期から何かとお世話になっています。

宮島:ありがとうございます!というわけで次回のインタビューは横山励子さんに決定しました。お楽しみに!!

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(須坂市地域おこし協力隊 宮島麻悠子)

2020/05/20

峰の原高原へお出かけください♪ vol.8 ペンションってこんなところ⑤『山の宿 木まま』

こんにちは、峰の原高原地域おこし協力隊の日下です。峰の原高原では、カタクリやウスバサイシンなど続々とお花が咲き始め、メイン道路沿いの桜もついに見頃を迎えました。


今回もペンションオーナーやオーナー夫人と話して感じた“このペンションってこんなところ”を紹介します。 第5弾は『山の宿 木まま』さんです。

●移住の経緯
木ままのオーナーご夫妻は、千葉県船橋市から須坂市峰の原高原に移住され、1992年2月に開業されました。学生時代に宿泊したペンションの居心地の良さ、スタッフの対応の良さ、そしてペンションオーナーの生き方に憧れを抱き続けたオーナー。一度は資金面などもあり諦めましたが、結婚し子どもが生まれ家族旅行をするようになるとペンションへの想いが再熱。いくつものペンション村や観光地を見て回る中、唯一、土地柄や医療環境など何も調べずに行ったという峰の原高原の空きペンションに即決し開業を決意。奥さまへの大説得を経て、ご夫婦と三人の娘さんの五人で移住されました。


●ペンションの様子
もうすぐ見頃を迎えようという桜の木と深緑の屋根が印象的な山の宿木まま。階段を下り玄関を抜けてリビングの扉を開けると窓辺にずらっと並ぶ植物たちが目に入ります。たくさん並んでいるけれど、整頓されており心に落ち着きを得られます。これらの植物はオーナーの昔からの趣味の一つだそう。中古の建物ならではの特徴として、前オーナーの手作りという石壁の装飾や畳のスペースなどが見られます。これらは変化させることなく残し、木ままらしさを施して生かされています。


畳のスペースの向かいには、広々としたダイニングがあります。こちらもきちんと整頓されていて走ったり寝転んだりしても安全・安心の印象。廊下やダイニングに並ぶマンガたち。「実はほとんど読んだことがないよ」というオーナー。というのも、木ままにあるマンガの多くはお客さまが置いていったものや送ってきたものだそう。このようなやり取りのあるお客さまとのキョリ感はペンションらしさの一つです。


●ペンションオーナー
昨年度までの六年間、地元観光協会の総務を務められていたオーナー。いつでも優しく穏やかなイメージがありましたが、ご本人いわく実はせっかちだそう。お料理から大工仕事まで“造ること”が趣味で、駐車場の土留めやペンションのテラスもオーナーの手作り。「せっかちだからやり始めると早い!」、「モノづくり、あれもこれも(好き)。楽しみながらする!」と作業を楽しんでこなされている様子がうかがえました。

●ペンションについて
「ペンションの楽しみの一つ、食事。どのようなお料理?」
―「うちは完全に家庭料理。順番に出てくるコーススタイルより、一度にたくさん並んでいる方が目で見ても楽しめて好きだからうちはそのスタイル。お酒を呑まれる方も多いしね」
そんな季節折々の食材を用いた和洋折衷の“木ままの家庭料理”だそう。

「開業当初から変わらないことはありますか?」
―「できるだけお客さまのご要望を聞く、受け入れる姿勢は変わらない。家族には『歳を考えて!』と注意されることもあるけどね(笑)」
というのも、昔のペンションには、お風呂の時間帯やチェックイン・アウトの時間など、お客さまに対して多くのリクエストが書かれた紙が貼ってあったそう。だからこそ、あえて木ままはそれをせず、できるだけ要望に応える宿に。ただし、深夜のチェックインなどの一部業務に関しては体力を考慮し変化していることもあるそうです。

「山の宿木ままのこれからは?」
―「定年がないため、夫婦二人が健康でいることが前提です」
ペンション業は儲けを考えてやる“商売”とは違って夫婦二人で行う“趣味”。だからこそ楽しみながら出来たらいいそうです。

●峰の原高原について
「峰の原高原の魅力は?」
―「この質問にはいつも困っちゃう。今一つピンとこない。季節ごとの見頃なら言えるけれど永遠の課題だね。…うち、木ままがここにあること、ですね。」
 いい自然やきれいな星空は、結局は他の地域にも当てはまるからなかなか難しい。だけれどその中でも木ままは峰の原高原にしかない。木ままがここにあるからここが輝く。ペンション一つ一つの輝きが峰の原高原を輝かせる、と教えてくださいました。ガッテン!

「これからの峰の原高原は?」
―「基盤はできているから、魅力を発信して、峰の原高原で暮らしたいと思う人をつかむこと」
 峰の原高原は開村から約50年。インフラ整備は進み、生活の基盤はできています。山暮らしだけれどペンション=西洋民宿という、洋風っぽさ、都会っぽさがある面白い地域、と教えてくださいました。

●おわりに
開業後にお客さまからの「連れてってよ!」という声から始まった「木ままツアー」。オーナーが旅程を考え、下見などを経てお客さまと一緒に旅をするという企画。お客さまの年代や時期によって企画内容を変え、木ままに宿泊することもあれば日本を飛び出すことも。木ままならではの過ごし方。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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山の宿 木まま
https://kimama.minenohara.jp/
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(須坂市地域おこし協力隊 日下未夕)

須坂温泉古城荘の新たなスタートに向けてvol.8「南館リニューアルオープンをお楽しみに!」

Permalink 09:00:41, カテゴリ: 地域おこし協力隊  

地域おこし協力隊の早川航紀です。私が活動の拠点を置く須坂温泉古城荘も、コロナウイルスの影響で休館という苦渋の決断を迫られることになりました。
前代未聞の事態の中、ウイルス拡散防止を第一優先として5月末日までの期間、宿泊だけでなくランチや日帰り温泉も含めた完全休館とさせていただくことになりました。

このような状況ではございますが、前を向いて新たなスタートに向けて準備をしておりますので、今回はその活動と、リニューアルオープンする須坂温泉の新たな魅力についてお伝えできればと思います。

●合宿の子供たち用布団干し!
須坂温泉古城荘は一般の宿泊だけでなく、体育館や大広間、送迎バスを有していることで長年スポーツの合宿施設として利用いただいてきました。春休み、GWに予定されていた合宿ももちろん中止。次の団体様が気持ちよく使えるよう、合宿が入ったと思って布団干しを実施しました!

●館内、施設内の大掃除、修繕!
365日年中無休で営業している須坂温泉。日々の清掃はしつつもどうしてもお客様がいるとできない場所も…休館の間に日頃手の届かない場所まで大掃除を決行しました!
特に浴場の天井は50年の年季を感じさせないほどピカピカに。より気持ちよく入浴してもらえるよう一生懸命磨きました。

●「湯の庭」の池の水全部抜く大作戦
須坂市オープンガーデンにも掲載されている須坂温泉自慢の「湯の庭」。こんな時しかできない大がかりな清掃をしよう!ということで池の水を抜きました。3密を避ける為、少数精鋭で、地元の有志の方のご協力もいただき、池の水を入れ替えました。大きい池なので数回に分けて綺麗にしていきます!


地元の方がポンプも貸してくれました


入れ替える水ももちろん温泉です

●「湯の庭」を癒しの和の空間に
地域団体「大谷町花の会」の協力のもと、地元の竹を使い、須坂温泉の庭に竹柵を設置しました!日陰パラソルも置いて、より一層風流な庭園に変身する予定です。須坂温泉にお越しの際には是非、「湯の庭」をご覧ください!


車道が隠れて庭が独立した空間に


竹柵の材料は地元の竹藪から調達


地域の方のお知恵を借りて柵づくり

●大広間の漫画スペースが充実
ランチの提供や休憩場の開放など、日帰り温泉ご利用のお客様がのんびり過ごせる施設にしたいと徐々にではありますがサービスを拡充してきました。この度休憩スペース場に漫画コーナーを設置。日帰り温泉ご利用のお客様も、宿泊してお部屋でのんびり読書をしたいお客様にもお楽しみいただけます。

●南館のリニューアル
須坂温泉で一番歴史の長い建物「南館」の耐震工事が終わりました。よりゆったりと安心してお過ごしいただける空間ができました。長期滞在の方や多様化する食のスタイルに対応できるようキッチンスペースを新設し、食のバリアフリーへの対応が可能になりました!



●須坂温泉古城荘 再開に向けて
まだ誰もその時期を予想できないことではございますが、状況が落ち着いたら今まで以上に市民や市外のお客様に愛される施設になるようスタッフ一同熱意をもって準備を進めております。


リニューアルした南館からの風景

●外出自粛なので山へ、畑へ
豊かな自然に囲まれた須坂市においては、外出自粛となっても須坂温泉を出て畑や山での地域活動が山ほどあります。町から気軽に登れる山「坂田山」も緑が茂ってきました。

昨年から耕作放棄地対策として栽培普及をしている信州産ソルガムも今年は須坂市での栽培面積が大幅に増えます!


豊丘地区の畑の様子

豊丘地区にある「離山」に今後アスレチックの遊び場ができるということで間伐された木を活用した薪づくりをしました。

移住して約2年。日に日に愛着が湧き、掘っても掘っても魅力の尽きないこの地域の素晴らしさを今後も須坂温泉から発信していきます!

須坂温泉古城荘 公式ホームページ
https://kojousou.co.jp/

(須坂市地域おこし協力隊 早川航紀)

2020/05/07

峰の原高原へお出かけください♪ vol.7 ペンションってこんなところ④『ペンションれり~ふ』

こんにちは、峰の原高原地域おこし協力隊の日下です。
峰の原高原では、未だに雪が降り積もり、雪かきをする日がちらほらあります。しかし一方でカタクリの花芽も出てきて、だんだんと春を感じます。


今回もペンションオーナーやオーナー夫人と話して感じた“このペンションってこんなところ”を紹介します。 第4弾は『ペンションれり~ふ』さんです。

●移住の経緯
ペンションれり~ふのオーナーご夫妻は、東京都から須坂市峰の原高原に移住され、1984年7月に開業されました。代々木で飲食店をされていたご夫妻。人を雇わず夫婦二人でできる商売をゆとりのある環境でしたいと考えていた時に、タイミングよく峰の原高原とペンションの話しを耳にしたそう。そこで実際に峰の原高原のペンションに宿泊し、自分たちの趣味とも合致したため「ペンションをやろう!」と決心されました。ご夫妻でテニスやスキーに菅平高原を訪れていましたが、「菅平の上にこんなところがあるとは想像だにしなかったわよ」とオーナー夫人は語ります。オーナーとご夫人、そして当時小学生だった息子さんの三人で移住をされました。


●ペンションの様子
優しい水色のペンションれり~ふ。玄関を抜けてリビングの扉を開けると一番に目に入るのが壁一面のお手紙やポストカード。宿泊されたお客さまやお孫さんがプレゼントしてくれたものだそう。ホテルや旅館とは違う、ペンションならではのあたたかさを感じます。
槍ヶ岳が大好きなオーナー。峰の原高原とペンションの位置を決めた理由という「居ながらにして北アルプスの眺め」を味わえるリビング。現在はペンションや木々で一階からは望むことができませんが、二階の客室からはばっちり望むことができます。


ダイニングにはテレビを囲むようにソファーがあり、客室にテレビがない分、ここに集まってペンションならではの時間を過ごすことができます。また、写真を撮ることがお好きなオーナー。ペンションのいたるところに山の写真が飾ってあります。ちなみに、峰の原高原の一大イベント、「槍に刺さる夕陽(槍ヶ岳に夕日が刺さっているように見える光景)」も槍ヶ岳が大好きなオーナーが発起人となり、現在のイベントに至ります。


●ペンションオーナー
高校生の頃からレタリングデザイン彫刻(イニシャルを組み合わせたデザインをつくり、金属に彫ること)の職人としてアクセサリーやカップに英字を彫っていたオーナー。ペンションを始めてからも受注しており、時には結婚式の引き出物にとレタリングの施されたカップを約50個、スキーシーズンに注文を受けたこともあったそう。とても神経を使う作業で危険を伴うため、歳を経て辞められていますが、ペンションには作品がいくつか飾られています。


●ペンションについて
「ペンションの楽しみの一つ、食事。お料理は元々お好きですか?」
―「お料理は元々嫌いではないけれど、どっぷり好き、というわけでもないわ」
そんなれり~ふのお料理はできたものを使用しない、とにもかくにも手作りのお料理。年を取り少しずつきつくなってきているそうですが、「食事を食べたくて何度も来てくださるリピーターさんがいるからね。手は抜けないのよ」と笑顔でおっしゃっていました。


「ペンションれり~ふのこれからは?」
―「元気なうちは続けます。」
スキー人口の減少、そして東日本大震災以降、お客さまが大幅に減少したそう。実際に現在から四年前にペンションを辞めようと考え、お客さまに辞める旨を記した案内を出したそう。その際に「辞めないで!」や「病気?」という声が多くあったため、元気なうちは続けようと決めたそうです。

●峰の原高原について
「峰の原高原の魅力は?」
―「峰の原の魅力はやはり自然ですね。来た時から変わらず、魅力ですよ」
「MiNe(マイン)」という峰の原高原の自然や景観を守るための団体にも所属するオーナー夫人。峰の原高原の自然は人が手入れをするから魅力があり続け、お客さまが来てくださる。「年を取ってきて、環境整備を変わらず続けることができるかが不安だわ。若い時は考えもしなかったけれど」
また、「峰の原の住人は移住者であり、同業者。だからこそ、お互いの気持ちが分かり、助け合うことができる魅力をもつ地域ですよ」と教えてくださいました。

「峰の原高原の暮らしで必要なことは?」
―「峰の原が好きであることが大前提ですね。あとは健康であること、山道や雪道を運転できること、そして収入があることですね」
人と接することが好きだからペンションを続けることができ、何より峰の原高原が好きだからここで暮らしている、と。

●おわりに
開業当初、お客さまからの「やってみたい!」という声から始まり恒例となったお庭でのかまくら作り。昨年度は暖冬で初めて叶いませんでしたが、今年こそは!と意気込んでいらっしゃいます。かまくらを作ってみたい方、かまくらで過ごしてみたい方どちらも大歓迎とのこと。ぜひ来冬はペンションれり~ふに訪れてみてはいかがでしょうか。


(須坂市地域おこし協力隊 日下未夕)

須坂おもしろ人物記vol.8「アートを通じて内側から輝く女性を増やしたい」

こんにちは!地域おこし協力隊の宮島麻悠子です。
須坂で活躍している方へのリレーインタビュー。今回は「アート サロン グレイス」の笹岡理絵さんです。

宮島:アート サロン グレイスというサロンでパステルアート、クレイアート、ネイルアート教室を主宰している笹岡さん。もともとアートはお好きだったんですか?

笹岡さん:絵は好きだったんですが、線で絵を描くのは苦手でした。高校を卒業してからすぐ金融機関に勤めて、美術の専門教育なんてほとんど受けてないですから、描きたい・表現したい気持ちはあっても、どう描いたらいいのか分からなくて。そんな自分でも楽しめるアートはないかなと思って始めたのがパステルアートでした。色を塗った後に消して描く技法があるのですが、消したものがアートになるのに感動してハマり、色々な先生に習いました。

宮島:ふんわりとしたタッチで優しい感じですね。パステルはどのような画材なのですか?

笹岡さん:パステルはチョークのような感じですが、私はこれを削って粉状にし、指に塗って描いてるんですよ。本来はこういう使い方をするものではないのですが、誰でも簡単に描けるようにこのような手法を使っています。同じ色でも、使う人の体温や手の湿り気などによって発色が違うんですよ。



好きな色彩で描くパステルアートには癒しの効果も

宮島:面白いですね!しかしながら、今日持ってきていただいた猫の絵なんてすごいリアルですが、どうしても難しそうに見えます。

笹岡さん:これは写真をトレースしてから色を塗っているんですよ。デッサンなど絵の技術を向上させることより、「楽しむ」ことを目的としているので、とにかく誰でもトライできるやり方でやっています。

宮島:なるほど〜。それなら楽しく挑戦できそうです。パステルアートの他にも、クレイアートやネイルアートも教えていらっしゃいますが、アート サロン グレイスのコンセプトは何でしょう?

笹岡さん:「キラキラ女子を増やす」でしょうか(笑)自分が好きなことを心から楽しんで、内側から癒されてほしいと思っています。「子どもが大きくなっちゃったらどうしよう、私つまんなくなっちゃう」と心配する方は結構多いんですよ。子育てを一生懸命やってきた人ほど、他に趣味や生きがいが見当たらなくて、何を楽しみにして生きていったらいいか分からないと。

それで、色々な自分の楽しませ方をお伝えすると、みなさん本当に生き生きしてくる。例えば、ネイルは最近「オーガニックジェルネイル」という有害揮発性成分を含まず、オーガニックや身体に良い成分を配合した特殊なジェルネイルを取り入れているのですが、溶剤や化学物質が苦手な方にも好評です。指先は常に目に入るので、気に入った色・形にしておくとホルモンが活性化し、とても元気になるんですよ。

宮島:いくつになっても、おしゃれする・キレイにするのってテンション上がりますよね。

笹岡さん:そうそう(笑)私がやっている事は生活に絶対必要なものではないですけれど、そういうものこそ生活を豊かにしてくれると思います。自分を楽しみ、大切にする時間でお客さまが輝いていくのが一番嬉しいです!


宮島:自分の時間がなかなか取れない方にこそおすすめしたいですね。ちなみに、教室に通うのが難しい方向けにskypeを使ったオンラインレッスンも開催していますね。(zoomは現在休止中)
外出が厳しいご時世でもありますので、こういった取組みは助かりますね。

さて、たくさんお話いただきありがとうございました。次の方をご紹介いただけますか?

笹岡さん:アロマのみっちゃん、こと日台美知代(ひだいみちよ)さん。ご自身で綿花の栽培をしていて、それを使ったクラフト作りをしています。

宮島:面白そうな方ですね!というわけで次回のインタビューは日台美知代さんに決定しました。お楽しみに!!

◎アート サロン グレイス
長野県須坂市井上 須坂長野東インター近く
TEL 090-1869-5330
https://salon-grace.jimdofree.com/
E MAIL sasaoka@salon-grace.info

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蔵のまち観光交流センターにて
「クレイアート」「パステルアート」の体験講座開催中
(TELまたはE MAILで要事前予約・料金500円)
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(須坂市地域おこし協力隊 宮島麻悠子)

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