信州須坂移住支援チーム

「須坂市に住んでよかった」 「須坂市に住んでみたい」と思える魅力的なまちを目指しています。

カテゴリ: インタビュー記事

2020/07/06

峰の原高原へお出かけください♪ ペンションってこんなところ⑧『ペンションきら星』

こんにちは、峰の原高原地域おこし協力隊の日下です。
6月下旬になりましたが、梅雨で肌寒い日が続いています。峰の原高原の梅雨は、独特の“ジメジメ”や“ベトベト”を感じることなく過ごしやすい日々です。また、あやめが見頃を迎え、緑が広がるゲレンデに彩りを添えています。
今回もペンションオーナーやオーナー夫人と話して感じた“このペンションってこんなところ”を紹介します。今回は『ペンションきら星』さんです。

●お客さん同士が交流できる宿泊施設に
ペンションきら星のオーナー湊さんご夫妻は、東京都から須坂市峰の原高原に移住し、1997年7月に賃貸のペンションで開業しました。そして二年半後の1999年11月、「やはり自分たちの宿を持ちたい」という思いから空き家になっていたペンションを購入、修繕し、「ペンションきら星」を開業しました。
旅好きな湊さんご夫妻。お互いに若いころからユースホステルを利用した旅を通して、お互いが「いつかお客さん同士が交流できる宿泊業をやってみたい」と思っていたそうです。素敵なことにお二人でその夢を実現されました。

●子どもの宿泊も大歓迎!
約20年前に開業したペンションきら星。当時の峰の原高原にはすでにたくさんのペンションがありました。しかしその中でも、「子ども大歓迎」を大きく打ち出しているペンションは少なかったそうです。以前はスキー場に託児所があったこともあり、小さいお子さんがいる家族のお客さんが一定数いたこと、湊さんご夫妻の子育ての時期とリンクしたこともあり、「子ども大歓迎」をペンションのテーマにしました。離乳食、アレルギー食にも対応しています。
ご自慢のプレイルームは半地下にあり、なんと22畳という広さ。色々なおもちゃとたくさんの種類の本があります。ここにあるおもちゃの中には、常連のお客さんが「おさがり」としてくれたものもあるそうです。また、トランポリンやスラックラインなど大人でも一度はやってみたい!と思うものもあります。床全体にじゅうたんが敷いてあり、とんでも!はねても!転んでも!安全安心な空間です。


「当時、離乳食を用意していたお子さんがもう成人しています!大人より子どもの人数の方が多いという時期もありました!」近年では、半地下の涼しさを生かし、夏の陸上合宿でミーティングルームとして利用されたり、音の漏れが少ないことから楽器の練習に利用されたりすることもあるそう。使い方は無限大です。

●お客様と一緒に採ってきたものを料理します!
ペンションきら星では、峰の原高原の標高だからこそできる山菜採りや根曲がりだけ採り、きのこ狩りのガイドをしています。危険を伴うため興味があっても採りに行きづらい根曲がりだけやきのこを、お客さんと一緒に安全で楽しく採りに行き、それを調理してお料理に出すのがきら星流。オーナーが採ってきたものを調理して出すペンションはありますが、“一緒に採りに行って食べる”というペンションは珍しいのです。きのこの季節は採ってきたものをそのままお鍋にして堪能することができます。
湊さんご夫妻は元々きのこに詳しかったわけではなく、ある時、玄関先にきのこが出ていて「これは食べられるの?」となったことをきっかけにコツコツ調べたり勉強会に参加したりして詳しくなったそう。どこに、どんなきっかけがあるかわかりませんね。


●行きたいと思ってもらえるような発信を、楽しめる範囲で
「ペンションきら星のこれからは?」
―「お客さんに心配させるようになるとアウト。サービス業として掃除や食事で手は抜けません。宿泊業のメリットは予約制だからロスがない、待ちぼうけもない、在庫を持つ必要がないということです。ただ、昔は泊まることが目的だったけれど、最近は泊まること以外に目的がないと来ないので、人が来る目的が必要です。“自分が行きたいって思うところってどんなところ?”と言われて思い浮かべるところは、何かで見て、聞いて、“良さそう”って思ったところ。行きたいって思ってもらえるような発信を自分たちが楽しめる範囲でやっていきます」

●やれることをやれる範囲内でやること、我慢しないこと
「若い世代へメッセージをどうぞ!」
―「資金面に余裕のない若い世代にとって、空きペンションを買ってペンション業を始めることは現実的ではありません。夢と現実の差があります。ですが、人間はだんだん億劫になっていくから若いうちに何かを始めることが大事です。 “そこ聞く?”というような大人になると聞きづらいところも若いうちに聞いちゃえばいいんです。人生は何があるか分からないから“何年後○○行く!”というより、活動的に、やれることをやれる範囲内でやること、我慢しないことが大切です。“何年後”が元気かどうか分からないね」

●おわりに
ブログにInstagram、Facebook、とてもこまめに発信されています。ペンションきら星ってどんなところ?オーナーはどんな人?SNSを見ると確実に伝わってきます。今回きのこの話題について紹介をしましたが、きら星さんのお料理は旬のものをふんだんに使っていて、五感で楽しい!と私は思います。そのあたりもぜひSNSからうかがえると思いますのでチェックしてみてほしいです。話し声と笑顔あふれるペンション。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。


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ペンションきら星ホームページ
https://www.p-kirabosi.jp/
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(須坂市地域おこし協力隊 日下未夕)

須坂おもしろ人物記vol.9「綿と羊毛とアロマで癒しを届けたい!」

こんにちは!地域おこし協力隊の宮島麻悠子です。
須坂で活躍している方へのリレーインタビュー今回は日台美知代(ひだいみちよ)さんです。

宮島:日台さん、というよりも「アロマのみっちゃん」の方がピンと来る方が多いかもしれませんね。具体的にはどんな活動をされているのですか?

日台さん:「誰もが簡単に楽しめるアロマテラピー」をモットーに、羊毛フェルトや綿を使った手芸・エアフレッシュナー作りワークショップなどをしています。5年前から高山や豊丘で、綿花の自家栽培もしています。3年前からは須坂クラシック美術館の庭でも育てているんですよ。

宮島:綿花を自分で育てているんですか!?すごいですね。羊毛フェルトや綿を使った手芸はどんなものなんですか?

日台さん:代表的なのが、私のオリジナル商品の「ふわふわラベンダーボール」です。説明するより実際作ってもらった方が分かりやすいので、やってみましょう!

まずラベンダーを綿で包み、ラベンダーにオレンジのアロマオイルを数滴ふりかけます。ラベンダーはリラックス効果があり、よく眠れるのですが、オレンジは気持ちが前向きになる効果があり、組み合わせるとよく眠れるプラス翌日元気に目覚められるようになります。


〈ラベンダーは相森中学校で育てているものを買い取って使用〉

さらに好きな色の羊毛でくるみ、羊毛フェルト用の針でチクチク刺して固定します。そこにさらに別の色の羊毛をうすくかぶせ、チクチク刺してを繰り返し、色々な色が混じり合った感じにします。



〈羊毛フェルト用の針には小さな溝がついていて、チクチク刺すだけで毛が絡まり形ができる〉

お花は小さく切った羊毛を半分に折ったものを1つにつき5枚、チクチク刺して固定し、真ん中にボール状に別の色の羊毛を固定したら完成です。


〈一般的な羊毛フェルト手芸より、かなりふんわりした仕上がり〉

宮島:本当に初めてだったのでキレイに作れるか心配でしたが、意外と形になるものですね。

日台さん:そうでしょう^^ もともとアロマは好きで、JAA(日本アロマコーディネーター協会)のインストラクター資格を持っており、アロマスクールも主宰していますが、アロマオイルの瓶だけ持ってアロマの素晴らしさを語ってもなかなか伝わらなかったんですよね。それで、「難しいことは抜きにして、もっと手軽にアロマを楽しめるものを」と思って開発したのが「ふわふわラベンダーボール」だったんです。色々なご縁に恵まれて、須坂市内だけでなく黒姫や飯山でもふわふわラベンダーボールのワークショップを開催し、みなさんに楽しんでいただけています。ここ最近はコロナでイベントが軒並み中止になってしまい残念ですが、劇場通りに今年オープンしたペチャクチャハウスでは、感染予防対策を講じた上でワークショップを続けさせてもらっています。

宮島:なるほど〜!確かに、アロマテラピーを本格的に学ぼうとしたら、学ぶことが多くて躊躇してしまいそうです。でも、ワークショップで手を動かしながら「これは安眠効果があるから寝る前に香りをかぐといいよ〜」みたいに教えてもらうと、すんなり知識が入って来ますね。参加された方の反応はどうですか?

日台さん:簡単なので、お子さんから90代の方まで、幅広く楽しんでいただいていますよ。出来上がる作品も人それぞれ個性があって面白いです。本格的にワークショップを始める前、80代くらいの女性がワークショップに参加してくださった時の忘れられない言葉があります。その方はハンディキャップのあるお子さんの介護をずっとされていたのですが、帰り際に呼び止められて「こんなに楽しい場はこれまでなかった。ありがとう」とのお言葉をいただきました。こんなに人に喜ばれる経験は無かったですね。これがきっかけで、各地でワークショップをするようになりました。

宮島:素敵ですね!子育てや仕事に頑張っている女性は、どうしても自分が楽しむ時間は後回しになりがちですもんね。
ちなみに、綿花の自家栽培についても詳しく伺いたいのですが、きっかけは何だったんでしょう?

日台さん:高山で綿花の栽培をしている山本さんに呼ばれて畑に行った時、始めて綿の実が弾けているのを目の当たりにしました。それで、「これで何か作って!」と真っ白の綿を渡された時の温もりに感動して。最初は丸めて卵の形にし、「わたまご」というものを作りました。綿には少し油分があり、触っていると手がツルツルになるんですよ。それですっかり綿の魅力にとりつかれてしまいました。

宮島:今初めて実からはじけたばかりの綿を触らせていただきましたが、フワフワで気持ち良いですね!ふわふわラベンダーボールは羊毛でくるんでいますが、綿だけでも何か作れるものなんでしょうか?

日台さん:今まさに植物で綿を染めて、オール綿で作品づくりを始めているところです。基本白と茶色の綿を育てているのですが、茶綿が突然変異して、緑の綿ができました(笑)


〈上が白綿、下が緑綿〉

宮島:なんと!でもキレイな色ですね。これからもどんな作品が生まれるのか楽しみです。
たくさん楽しいお話をありがとうございました。次の方をご紹介いただけますか?

日台さん:ペチャ*クチャ ハウス(NPO法人P・Kパラダイス)の横山さん。ちょうどそこにいるので(笑)ふわふわラベンダーボール黎明期から何かとお世話になっています。

宮島:ありがとうございます!というわけで次回のインタビューは横山励子さんに決定しました。お楽しみに!!

◎アロマのみっちゃん
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(須坂市地域おこし協力隊 宮島麻悠子)

2020/06/22

峰の原高原へお出かけください♪ ペンションってこんなところ⑦『ペンションフレデリック』

こんにちは、峰の原高原地域おこし協力隊の日下です。
6月中旬になり、峰の原高原では時々姿を見せるリスの冬毛が抜けていたり、レンゲツツジが咲き始めたりと初夏の訪れを感じられます。

今回もペンションオーナーやオーナー夫人と話して感じた“このペンションってこんなところ”を紹介します。今回 は『ペンションフレデリック』さんです。


●まさかペンションをやるなんて
「主人の療養のために移住し、まさかペンションをやることになるなんて思ってもみなかったわよ」

ペンションフレデリックのオーナー三好さんご夫妻は、兵庫県西宮市から峰の原高原に移住され、1975年7月に「三好ペンション」を開業しました。上田市の菅平高原にあったご主人の勤め先が閉鎖することになり、「ペンションをやってみませんか?」という業者からの誘いと「みんなの別荘にしよう!」という親友からの言葉に背中を押されてペンション業を始めることにしました。しかしペンションブーム真っ只中の多忙さに加え入退院を繰り返すご主人の体調を考えて5年間で閉業しました。ただ、「療養のため自然豊かな峰の原の環境は変えないほうが良い」と医者から言われたため、規模を縮小し「ペンションフレデリック」として再スタートしました。


●音楽好きにはたまらない!
ペンションの中にも外にも、至るところに野ねずみのキャラクター“フレデリック”がいます。「フレデリックがとにかく大好き!という思いでこの名前にしたのではなく、ご近所の方が、フレデリックがいいんじゃない?と作者レオ・レオニの絵本を持ってきてくれたのがきっかけです。絵本を読んだ時、フレデリックが主人で、その周りに登場するのが私たち家族のように感じられたんです。ここにあるグッズやお部屋の装飾品はお客さんからのプレゼントが多く、中には手作りのものもあります」ペンション内に何匹居るのか、数えてみるのも面白そうです。


玄関とリビングには立派なピアノがあります。そしてレコード約1000枚が並ぶ部屋は音楽好きな三好さんそのもの。ゆっくり座ってCDやレコードを選んだり聞いたりできるようオーナーの工夫があります。お客さんの中には、スキー板を車に乗せたまま、持参した好きなCDを聴いて過ごされる方もいらっしゃるそう。周りにペンションや別荘がないフレデリックの立地だからこそ、音量や時間帯などを気にすることなく過ごすことができ、音楽を思う存分楽しめる、音楽好きには好条件のペンションです。


●温かいお料理を温かいうちに
「ペンションの楽しみの一つ、食事。こだわりはありますか?」

―「自分がおいしいと思えるものを提供すること。お料理を一度に出す方が楽だけれど、温かいお料理を温かいうちに召し上がっていただきたいから、順繰りに出します。朝食も温かいトーストを出したいので、机の上にトースターを置いています」
その日の夕食のためのお料理を約半日かけてするという三好さん。たくさんの種類を、手間ひまかけて作る洋風家庭料理、これがフレデリックごはん。

●子どもはお客さまに育ててもらいました!
「子どもはお客さまに育ててもらいました。三好ペンションを閉業した時、再びペンションをやるつもりはありませんでした。しかし、子どもが“○○お兄ちゃん(常連さん)が来た時どうするの?”と言い、再びペンションを開業することにしました。そのくらい子どもはお客さんに懐いていました」

「予約があると子どもの迎えに行けないこともあったけれど、子どもは夜道でも“上を見ると、木があるところは真っ暗だけど木がないところはうっすら明るいよ、だから夜でも道が分かるよ”と親が気付かない間に成長していて驚いたこともありました」

峰の原高原の子どもが隣の上田市の小・中学校へ通う“越境通学”。三好さんのお子さんがこの一人目でした。当時話し合いが行われ、旧真田町と須坂市の間で公式協定が結ばれ通学が可能になりました。峰の原高原ならでは、ペンション業ならではの子育ての姿と歴史を感じました。

●これからもやっていきます
「ペンションフレデリックのこれからは?」

―「ここ以外に住むところはないです。ここがちょうど良いです。お客さまが5人以上の時には仲の良い方に手伝っていただきながら、やっています。これからもやっていきます」

●新緑のカラマツと
「峰の原高原の魅力は?」

―「春の新緑のカラマツです。フレデリックは窓からそれを見て、感じることができます。雨が降った後のカラマツは特に魅力的。うっすら墨汁の香りがすることもあります。また、峰の原高原の静けさは他にはない魅力です。風が吹いたな、鳥が鳴いたな、新聞屋さんが来たな、一つ一つの音が分かります」

●おわりに
訪れた際にぜひ触れていただきたいモノが客室のキーホルダーです。三好さんが「宝物!」と言って見せてくれました。なんと、お客さまからの手作りプレゼント。たくさんの年月と思い出が感じられる一品です。
「音楽漬けの日々が一番幸せ!」、「今が私の青春!」、そんな風に自分のやりたいことをやりたい時に、峰の原高原の良い環境でできる今がとても幸せと語る三好さん。時間を忘れて様々な“音”を楽しみたい方におすすめ。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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ペンションフレデリックホームページ
http://frederick225.web.fc2.com/
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(須坂市地域おこし協力隊 日下未夕)

2020/06/05

峰の原高原へお出かけください♪ vol.9 ペンションってこんなところ⑥『時空の杜』

こんにちは、峰の原高原地域おこし協力隊の日下です。6月に入り、峰の原高原ではツマトリソウやスズランなど白色系のお花が咲き始め、見上げる木々は新緑に包まれています。
今回もペンションオーナーやオーナー夫人と話して感じた“このペンションってこんなところ”を紹介します。今回 は『時空の杜(そらのもり)』さんです。


●峰の原高原に訪れたその日に虜になりました!
時空の杜のオーナー中澤さんご夫妻は、千葉県にお住まいで、2015年6月に峰の原高原でペンションを開業しました。千葉県市川市の林間施設が売却されることを知り、友人と施設を訪れた際、昼間の快晴、夜間の星空、峰の原高原の一番上に位置するという立地から、その場所の“虜”になったそう。その虜になった場所こそ、現在の『時空の杜』です。中澤さんはペンションに宿泊経験があり、ペンションを経営する人たちは何かしらの“こだわり”を持っていることを確信していたため、峰の原高原の良さ、ペンションの良さを確立し、峰の原高原をブランド化したいと考え開業しました。


●広大な敷地と格別の眺望の良さを感じられるペンション
時空の杜の第一印象はやはり広い、大きい、というその規模。旧林間施設ということもあり、広大な土地に大きな館、そしてバーベキュー場やバンガローなど施設が充実しています。
また、峰の原高原で最も眺望の良い「サンセットテラス」よりもさらに高い時空の杜からの眺めは格別です。「外が気持ちの良い季節になると知らない方が駐車場でお弁当を食べていることが何度かあったわ」と、ご夫人。これを拒むこともなく「どうぞ、ごゆっくり」と。ステキです。
メインロッジの玄関を抜けてダイニングの扉を開けると全面ガラス張りの窓。窓の外にはシラカバなどの樹木が目の前に広がり、部屋に居ながらにして、外にいるかのような開放的な体感を得られます。新緑の季節はもちろん、雪化粧の季節は特に圧巻の光景と私は感じました。また、奥のテーブルの上には「クリスタルボウル」という楽器が置かれ、ダイニング内に響く穏やかな音色が時空の杜によくなじみます。


客室にはベッドだけでなく、団らんできるスペースがあります。
広い施設ならではの客室。プライベートな空間でゆったり過ごすことができそう。


●移住をしていないからこそ感じられること
建築家でもあるオーナーの中澤さん。現在も現役で、平日は首都圏で建築関連の仕事を、週末は峰の原高原で宿泊業をしています。
「移住をしていないからこそココを客観視でき、魅力を発見したり、他の地域と比較したりできる」と中澤さん。
首都圏と行き来がある中澤さんだから気づくことができ、住んでいると当たり前になりがちなことを当たり前とせずに人に伝えることができる。そういう視点が大切だと改めて感じました。

●究極の朝食を提供します
「ペンションの楽しみの一つ、食事。こだわりはありますか?」
―「作り手がワクワクするお料理。食材も生きているから、作り手の楽しさはきっと食材も喜び、いい食事を提供できる。お料理の最中に“こっちの方が楽しそう!”と思ったら変更するし、“もうひと手間加えたら、もっとこうしたら楽しくなる!”と思えばやってみます」
「泊まった方が最後に召し上がる朝ごはんは大切にしています。究極の朝食を提供するため、手は抜きません」
時空の杜では、“おすそ分けプロジェクト”という、中澤さん夫妻が愛するもの、大事に思えるものをお客さまに提供するために食材となる野菜などを育てるところから始めています。また、“素食”という見た目がシンプルで素材を活かした丁寧なお料理を学び、提供できるようにしています。

●人を育てるのが時空の杜です
「規模が大きいからこそ心掛けていることはありますか?」
―「ココは家族経営ではないためペンション業ではなく、“社会”。家族経営ではないからこそ規律性、厳しさ、優しさ、愛があります。従業員は、家族であり子どものような存在で、時間があれば夢や未来について語り分かち合います。そんな“人を育てる”のが時空の杜です」
以前に伺った際に、従業員さんとの距離感がとても程よく感じられたことがありました。企業は仕事ができる人材を育てるけれど、時空の杜はその人自身を育てる。中澤さんのお話を聞いて、思わずガッテン。

●時間と空間を超えて過ごすことができる場所
「時空の杜のこれからは?」
―「ペンションでもホテルでも旅館でもない“ココは時空の杜”。時間と空間を超えて過ごすことができる場所。色んな人が色んな人と色んなことをする場所にしたいです」

●訪れたくなるような場所に
「これからの峰の原高原についてどのように想いますか?」
―「合宿場にならないための地域づくりが必要。来訪者が増えること、つまり訪れたくなるような場所でありたいです」

●おわりに
臓器を活性化する手法や感情を含めた浄化法を学ぶ「プチ断食リトリート」は、外部から講師を招き、季節に合わせ二泊三日で行っています。一度日常から離れてリセットしたい方におすすめです。峰の原高原ならでは、時空の杜ならではの過ごし方。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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時空の杜ホームページ
http://www.soramori.info/
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(須坂市地域おこし協力隊 日下未夕)

2020/05/07

須坂おもしろ人物記vol.8「アートを通じて内側から輝く女性を増やしたい」

こんにちは!地域おこし協力隊の宮島麻悠子です。
須坂で活躍している方へのリレーインタビュー。今回は「アート サロン グレイス」の笹岡理絵さんです。

宮島:アート サロン グレイスというサロンでパステルアート、クレイアート、ネイルアート教室を主宰している笹岡さん。もともとアートはお好きだったんですか?

笹岡さん:絵は好きだったんですが、線で絵を描くのは苦手でした。高校を卒業してからすぐ金融機関に勤めて、美術の専門教育なんてほとんど受けてないですから、描きたい・表現したい気持ちはあっても、どう描いたらいいのか分からなくて。そんな自分でも楽しめるアートはないかなと思って始めたのがパステルアートでした。色を塗った後に消して描く技法があるのですが、消したものがアートになるのに感動してハマり、色々な先生に習いました。

宮島:ふんわりとしたタッチで優しい感じですね。パステルはどのような画材なのですか?

笹岡さん:パステルはチョークのような感じですが、私はこれを削って粉状にし、指に塗って描いてるんですよ。本来はこういう使い方をするものではないのですが、誰でも簡単に描けるようにこのような手法を使っています。同じ色でも、使う人の体温や手の湿り気などによって発色が違うんですよ。



好きな色彩で描くパステルアートには癒しの効果も

宮島:面白いですね!しかしながら、今日持ってきていただいた猫の絵なんてすごいリアルですが、どうしても難しそうに見えます。

笹岡さん:これは写真をトレースしてから色を塗っているんですよ。デッサンなど絵の技術を向上させることより、「楽しむ」ことを目的としているので、とにかく誰でもトライできるやり方でやっています。

宮島:なるほど〜。それなら楽しく挑戦できそうです。パステルアートの他にも、クレイアートやネイルアートも教えていらっしゃいますが、アート サロン グレイスのコンセプトは何でしょう?

笹岡さん:「キラキラ女子を増やす」でしょうか(笑)自分が好きなことを心から楽しんで、内側から癒されてほしいと思っています。「子どもが大きくなっちゃったらどうしよう、私つまんなくなっちゃう」と心配する方は結構多いんですよ。子育てを一生懸命やってきた人ほど、他に趣味や生きがいが見当たらなくて、何を楽しみにして生きていったらいいか分からないと。

それで、色々な自分の楽しませ方をお伝えすると、みなさん本当に生き生きしてくる。例えば、ネイルは最近「オーガニックジェルネイル」という有害揮発性成分を含まず、オーガニックや身体に良い成分を配合した特殊なジェルネイルを取り入れているのですが、溶剤や化学物質が苦手な方にも好評です。指先は常に目に入るので、気に入った色・形にしておくとホルモンが活性化し、とても元気になるんですよ。

宮島:いくつになっても、おしゃれする・キレイにするのってテンション上がりますよね。

笹岡さん:そうそう(笑)私がやっている事は生活に絶対必要なものではないですけれど、そういうものこそ生活を豊かにしてくれると思います。自分を楽しみ、大切にする時間でお客さまが輝いていくのが一番嬉しいです!


宮島:自分の時間がなかなか取れない方にこそおすすめしたいですね。ちなみに、教室に通うのが難しい方向けにskypeを使ったオンラインレッスンも開催していますね。(zoomは現在休止中)
外出が厳しいご時世でもありますので、こういった取組みは助かりますね。

さて、たくさんお話いただきありがとうございました。次の方をご紹介いただけますか?

笹岡さん:アロマのみっちゃん、こと日台美知代(ひだいみちよ)さん。ご自身で綿花の栽培をしていて、それを使ったクラフト作りをしています。

宮島:面白そうな方ですね!というわけで次回のインタビューは日台美知代さんに決定しました。お楽しみに!!

◎アート サロン グレイス
長野県須坂市井上 須坂長野東インター近く
TEL 090-1869-5330
https://salon-grace.jimdofree.com/
E MAIL sasaoka@salon-grace.info

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蔵のまち観光交流センターにて
「クレイアート」「パステルアート」の体験講座開催中
(TELまたはE MAILで要事前予約・料金500円)
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(須坂市地域おこし協力隊 宮島麻悠子)

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