信州須坂移住支援チーム

「須坂市に住んでよかった」 「須坂市に住んでみたい」と思える魅力的なまちを目指しています。

カテゴリ: インタビュー記事

2019/06/20

【移住者受入れ協力求人企業紹介】協和テクノ株式会社

<須坂しごとラボVol.27>
協和テクノ「目指すは日本の農業を守る会社」
代表者名:飯川暁則
従業員数:8名
創  業:昭和44年(平成8年社名変更)
事業内容:鳥獣害防除器具の製造・販売、電気柵や獣害フェンスの販売・施工、防音ボックスの製作

近年、日本ではサルやシカ、イノシシなど野生動物による農作物への被害が問題になっています。
須坂市も山際に耕作放棄地や遊休農地が広がるため、そこを通って里へ出没するケースがあります。
農業者は経済的な損失とともに、働く意欲が減退するという悪影響にまで及んでいます。
この問題を解決するため、電気柵の設置など鳥獣害対策に関わり活躍しているのが協和テクノ株式会社です。
市街地からも近く、須坂市を代表する里山「臥竜山」を目の前に眺める場所にあります。
飯川暁則社長に協和テクノの取り組みや希望する人材について話を聞きました。

●都会暮らしからUターンで家業へ
協和テクノは昭和44年(1969年)に創業し、今年(2019年)でちょうど50周年を迎えます。
2代目の飯川暁則社長は現在47歳。市内の若手経営者の勉強会にも積極的に参加しながら学び続ける社長です。 

「須坂市で生まれて高校まで過ごしましたが、卒業後は東京の専門学校へ進学し、以降ずっと都会で暮らしていました。須坂に戻った方がいいのかなと考えることもありましたが、離れて暮らしていた父親から「得意なパソコンを使ってホームページを作成してくれないか」と言われ、自分が会社に必要とされていることに気付き、29歳の時にUターンをしました」

●鳥獣対策のものづくりに携わるまで
「協和テクノの前身となる協和電工長野株式会社は、電子部品の下請け会社として父親が始めました。時代とともに景気が悪化し、中国経済の影響を受けるようになった頃、農業関係者から「畑から聞こえる獣対策用のガス爆音機がうるさいので何とかならないか」という相談を受けました。ここから鳥獣対策の研究が始まり、ガスの爆音に代わる機械を作ることになりました。鳥獣対策が始まった頃に父親が他界し、代替わりによって自分が社長になりました」

<自社製品から>サル・イノシシ・クマなど専用の撃退器

鳥獣害対策への取り組みが始まったところでの代替わりは、大変であったと同時に学びの多い時期だったと飯川社長は話してくれました。
「下請け仕事が激減し、鳥獣害製品もまだ立ち上げ段階だったこともあり、とにかく仕事がなくて見つけることに必死でした。まずは農業者が希望する鳥獣対策機器の製造に一生懸命取り組み、農家さん向けのホームセンターへ出向いて実演販売もしました。外に出て現場をまわったことで営業力を学ばせてもらったと思います。そんな中、防音ボックスの会社社長との出会いから、防音ボックスの製造も手掛けることになりました。鳥獣害対策の業務も徐々に北海道や沖縄までお客様の範囲が広がり、大きな農場用の電気柵の注文を受けるなど、ネット販売も機能し始めました。コツコツやってきたことでここまで繋ぐことができました」

●鳥獣害対策への取り組み
協和テクノの理念は「日本の農業の発展を支援していく企業」「地域社会、自然環境に貢献する企業」です。
須坂市では自然との共存を目指し農業者を守るため、地域住民・企業・市が連携し鳥獣害対策に取り組んでいます。
市内の山際の地域では協和テクノのサポートで電気柵の設置を順次進めています。
設置している電気柵は世界的にも効果が認められているガラガー社(ニュージーランド)の製品。協和テクノは、このガラガー社の販売代理店としての役割も担っています。
今後も須坂市では、設置した電気柵に加えて協和テクノが自社で開発・製造した遠隔監視システム機器『エフモスJr.』を順次設置することにしています。これは設置現場に行かなくてもスマホで電気柵の電圧確認ができるという優れものです。
このような取り組みができる企業の存在は近隣地域でも珍しいため、地元に貢献できる強みでもあります。


電気柵監視システム『エフモスJr.』

●好きな自然に関わって貢献できる仕事
静岡県出身の野田さん(41歳)は、地元静岡で働いたのち新潟県の専門学校を経て協和テクノに就職をしました。
現在は隣接する長野市で奥様と2人暮らし。就職してちょうど一年を迎えたところです。

「専門学校では自然関係の学科で雷鳥の生態調査について勉強していました。もともと自然が好きで登山やシャワークライミングなど仲間と楽しんで20年になります。自然ガイドの資格も取得しています。東京で開催していた獣害のリクルートイベントで飯川社長が声を掛けて下さったことがきっかけとなり、自分がこれまで関わってきた自然界への思いが重なって協和テクノに就職することになりました。現在は営業を担当していて製品を広めるのが役目です」
「せっかく苦労して作った農作物も鳥獣によって荒らされてしまうことはある意味「災害」でもあります。獣害によって農作物が作れなくなると農業者が家にこもってしまうというデータもあります。協和テクノの鳥獣害対策は、それを解決するための重要な仕事です。協和テクノは少人数で、相談事や自分の意見を直接社長に届けられるのが魅力です。信頼して仕事を任されていることは責任を感じますしやりがいもあります。社会に大きく貢献できる会社として、これからも県内のみならず他県にも知ってもらい、協和テクノの製品を広めたいです」

●日本の農業を守る人材
協和テクノは長野地域だけでなく全国各地で開催される展示会にも積極的に出展しています。
鳥獣被害が多い地域の農家さんと直接会って現場の声を聞くことも大切にしています。
「お客様一人ひとりの気持ちになって一生懸命製品づくりに取り組んでいます。製造も営業もそれぞれが集中して丁寧に、そしてスピード感を持ってサービスを行うことを目標にしています」
「希望する人材は、電気関係に詳しく電子回路が組めたりマイコンのプログラミングに興味がある人経験のある人が理想です。専門的な知識があれば製品づくりに直ぐ取り掛かれると思います。SEの知識だけでなく技術も必要になってくるかもしれません」
「とにかくいい会社ですよ」としみじみと心から話してくれました。


<来日したガラガー社との打ち合わせでお客様のニーズを伝えました>

豊かな自然に囲まれた須坂市で、協和テクノはアイデアと技術力をもとに農業者や住民が安心して暮らせる町づくりに貢献しています。
日本の農業を守るのは技術力と自然を愛するあなたの思いかもしれません。

◆採用情報と応募について
協和テクノは、ものづくりと販売の両面から日本の農業を守るサポート会社として地域社会や自然環境に貢献しています。働く人の意識や希望を尊重し、お互いに成長しあえる環境の中で楽しく働ける職場です。協和テクノでは機器の製造に関わる電子回路やプログラムに興味をお持ちの方、電気関係に詳しい方を募集しています。経験のある方はもちろん、お持ちのスキルが活かせるかご相談にも応じます。会社説明および見学も随時受け付けていますのでお気軽にお問合せください。

<お問合せ先>
協和テクノ株式会社
〒382-0028
長野県須坂市臥竜6丁目12番1号
電話 026-245-5438
FAX 026-245-5448
https://www.kyowatecno.jp/

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(須坂市移住・定住アドバイザー 豊田貴子)

須坂おもしろ人物記vol.4「真摯にお客さんと魚に向き合う鮮魚店主」

インタビュー第三号は、鮮魚店「坂詰商店」のご主人「坂詰久さん」です。

●創業130年以上の老舗鮮魚店

宮島:まずはお店のことをお伺いしたいと思います。
坂詰商店さんは創業して130年以上の鮮魚店とのことですが、ルーツはどちらなのでしょう?

坂詰さん:もともとは新潟の方から魚の行商に来ていた人が定着したのが始まりだと聞いています。自分が知っている中で一番古い人はひいおじいちゃんですね。長野県は海が無いから、北信で鮮魚店をやっている人はだいたい上越の方から来ているんですよ。


その日の朝仕入れたばかりのみずみずしい魚介類

宮島:小さい頃から鮮魚店で育ってきて、魚には興味はあったのですか?

坂詰さん:鮮魚店自体にはさほど興味は無くて、料理の方に関心がありました。でも結局料理の道には進まず、高校を出てすぐ上田の市場で働きました。1年目は青果で、2~5年目は鮮魚を担当し、現場で魚の目利き、流通などについて学びました。魚自体食べるのは好きですし、水族館も好きですよ。でも「これは脂がのってそう」とか「これは大きすぎてダメだな」とか、普通の人とは違う視点で見てしまいます(笑)

宮島:魚屋さんは見るところが違いますね!坂詰さんの好きな魚ベスト3を教えてください。

坂詰:1番は穴子、2番はイカ、3番はコハダ 
お寿司が好きなんです(笑) 穴子とイカは天ぷらも美味しいですね。
マグロは部位やモノによって善し悪しが激しいので、あまり上位ではありません。

●スーパーやコンビニが乱立する状況の中、鮮魚店が提供できる価値とは?

宮島:仕事する上で大切にしていることは何ですか?

坂詰さん:・第一は健康管理ですね。休めないので(笑)
・第二に情報収集。うちは取引の8割は飲食店への卸なのですが、今どんな魚の水揚げが多いか、これからどんな魚が市場に出てくるか、この魚はどこでどんな方法で捕られたか、価格の見込み、市場が休みになる年末年始やお盆のスケジュール、天気の変動には細心の注意を払って、最新の情報を取引先へ提供するよう心がけています。新鮮で質の良い商品を届けるのは当たり前。お客さんが欲しい情報を先回りして提供し、「かゆいところに手が届く」コミュニケーションができることがうちを使う「価値」だと感じてもらえるように。
・第三にお客さんとのコミュニケーション。配達に伺う時は必ず卸した商品の評価を尋ねるようにしています。「自分ではあまり自信がないのですが」と言いながら卸した商品が意外に良いこともありますし、逆の場合もあります。市場で働いていた間も魚の目利きは学んでいましたが、同じくらい日常の取引で学ぶことも多いです。

宮島:これからやりたい事はありますか?

坂詰さん:店を完全に鮮魚専門店にしたいですね。現状は鮮魚の他にも食料品全般を取扱っていますが、コンビニやスーパーが周囲に増えている中で同じような商品を売り続けるより、鮮魚に特化して差別化を図りたいと考えています。

宮島:須坂のいいところは何ですか?また、これからの須坂に期待することは?

坂詰さん:いいところは、まちを良くしようと頑張っている人が多いところ。そして個性的で面白い人も多いですね。期待することは、古くからの建物や文化が受け継がれながら「住みやすいまち」であること。須坂は近代化されるべき場所ではないですし、いわゆる観光地とも違うように感じます。臥竜公園や米子大瀑布などの素晴らしい自然はたくさんの人に知ってもらいたいですが、あくまでも住む人が「心地よい・ここに住んでいてよかった」と思えるまちであることが大事だと思います。

宮島:そうですね、まずはここに住んでいる人が幸せになって、それを魅力だと思う人が外部から訪れる、というのが本来の姿なのではないかと思います。貴重なお話をありがとうございました!
次にインタビューする方をご紹介いただきたいのですが、どなたが良いでしょう?

坂詰さん:お寿司・日本料理店「松風」の丸山敦史さん。こちらも創業100年以上の老舗です。彼は3つ年下なのですが自分のスタイルを持ってお店をやっている印象ですね。

宮島:ありがとうございます。というわけで次回はお寿司・日本料理店「松風」の丸山敦史さんに決定しました。次回もお楽しみに!!

(須坂市地域おこし協力隊 宮島麻悠子)

2019/06/05

須坂温泉の愉快な仲間たちvol.4「須坂に移住して40年!料理長の木葉原嘉昭さん」

地域おこし協力隊の早川航紀(はやかわこうき)です。
今回も、私の地域おこし活動の拠点「須坂温泉古城荘」を舞台に魅力ある様々な人を紹介していきます。第三今回は料理長の木葉原嘉昭さん。好きな食べ物はラーメン、チョコレート。

●元々は長野県の飯山市出身。須坂に移住した理由、住み心地を教えてください
当初親方との修行で転々と白樺湖などの観光地を回り、約40年前に須坂に移住、須坂を拠点に活動を始めました。約20年前より須坂温泉の料理長として今も現役でお客様の料理を作り続けています。須坂市は長野県の北信エリアの中でも雪が少なく、冬もそこまで寒くない為、住み心地が良いです。果物も有名ですが、水も悪くなく、米や野菜をつくっている農家さんも多く、味も良いです。一番気に入っているのは自然豊かで穏やかなところ。須坂に住む人々もせわしくなく、穏やかです。

●この地区でオススメの美味しいものを教えてください
今(5月下旬頃)が旬の「根曲竹(ねまがりたけ)」はとても美味しいです。信州味噌を塗って焼いて食べるもよし、この辺の定番の食べ方ですがサバの水煮缶と炊き込んだ味噌汁もオススメします。一番は山にサバの水煮缶を持っていき、採れたての根曲竹で作ると絶品ですよ。

●須坂温泉で提供される料理へのこだわりを教えてください
旬のもの、地元産のもので優先的にメニューをつくることでお客様に季節感や須坂ならではの味を楽しんでもらえるよう工夫しています。今の時期(5月下旬)はふき味噌、こしあぶらの天ぷらなど山菜メインです。須坂温泉を利用いただける地元のお客様には北陸から直送した新鮮な魚介類を、観光で利用いただけるお客様には地場産のものを多くつかうなどお客様のニーズによってメニューを考えています。

●2019年4月には厨房が新しくなり、本格的にランチメニューが始まりました!
オススメメニューを教えてください

どれもオススメですが、看板メニューは須坂特産の味噌を使った「みそラーメン」です。須坂の中村醸造場さん、糀屋本藤醸造舖さん、千日味噌さん(糀屋本藤醸造舖さんとの合わせ味噌)3種類のみそラーメンをお楽しみいただけます。是非食べ比べてみてください。「あんかけ焼きそば」も人気です。いずれもこだわりの手作り自家製スープを使用しています。

●最後に一言、PR
料理長として今後もお客様に満足していただける料理を作り続けていきたいと思います。
須坂温泉古城荘の厨房を「健康長寿開発拠点」として健康に良い薬膳料理の等の提供もしていきたいと考えています。自然を満喫し、温泉で癒され、身体に優しい料理を召し上がりに須坂温泉に遊びにきてください。

須坂温泉古城荘 公式ホームページ
https://kojousou.co.jp/

(須坂市地域おこし協力隊 早川航紀)

2019/04/05

須坂おもしろ人物記vol.3「農業人口を増やす!使命に燃える種屋さん」

インタビュー第二号は、須坂市で唯一の種屋さん「至誠堂 豊田種苗店」のご主人「豊田 誠さん」です。

種屋さんは信用商売!店名に込められた想いとは

宮島:まずはお店について伺いたいと思います。種苗店ということで、種と苗を専門に扱っているお店ということですよね。店名についている「至誠」は「この上なく誠実なこと」という意味ですが、こちらの由来は何でしょうか?

豊田さん:もともとは「至誠堂」が店名でした。僕のおじいちゃんはもともと農家さんで、農業をしながら種屋さんをはじめたんです。種屋というのは「信用第一」。農家さんは時間をかけて作物を育てますが、もし蒔いた種がうまく育たなかったり、味が良くなかったりしたら売れないですから。生活がかかってるわけです。うちはだいたい創業から60年ほど経ちますが、種屋の中では新参者なんですよ。それぞれの農家さんには古くから付き合いがあり、信用している種屋さんがありますから、そこからお客さんを取り込むのは容易なことではありません。だから、「誠実な姿勢」を約束するという意味で、この名前にしたのだと思います。

宮島:確かに、種は作物のもとですから種屋さんの責任は重大ですね。現在は農家さんと家庭菜園用に購入される一般の方と、お客さんはどちらの方が多いですか?

豊田さん:お客さんの数でいったら家庭菜園用の一般のお客さんの方が断然多いですね。大量に購入してくれるのは農家さんですが。そんなわけで、うちでは種を少量ずつでも販売しているんです。家庭菜園だと少量多品種を育てたい場合が多いですが、一般的には一袋にたくさん入った状態で売っているので、余っちゃうんだよね~とお客さまがこぼしていたのがきっかけです。種は余ったから来年残りを蒔こう、というのができませんし、余らせるのがもったいないからといって適正な間隔で植えず結局うまく育たなかったりします。種芋もふつうはキロ単位での販売が主流ですが、うちでは1個から販売しています。


ピーターコーン15粒!!モロッコインゲン9粒!!!これなら気軽に挑戦できそう


小分け用の袋がびっしり並んだ棚

宮島:仕事をしていて嬉しいことは何ですか?また、仕事で大事にしていることはありますか?

豊田さん:作る人と食べる人が近いので、「あれおいしかったよ!」とか反応を聞けるのが嬉しいです。良い反応もそうでない場合も含めてですね。大規模農家さんだけが相手だと、出荷した後どこへ行ってだれが食べて、それが美味しかったかどうか聞く機会って無いですからね。 
仕事で大事にしているのは、お客さんがぽろっとこぼす一言を逃さないこと。種の小分け販売もそうですが、お客さんの本音ってぽろっと出るんですよね。そして、多少値が張っても「本当に美味しいもの」を提供すること。見た目が良いとか病気に強いことが重視されることもよくあるのですが、作る人と食べる人が近いこともあり、うちは「味重視」で品種を選んでいます。


味重視で選んだ種が並ぶ店内

キャベツと白菜の違いがわからなかった若かりし頃。。

宮島:豊田さんはもともとお店を継ぐつもりだったんですか?

豊田さん:いずれは継ごうとは思っていましたが、もともと動物が好きだったので獣医さんになりたかったんです。大学も獣医学部を目指していたのですが、受験は見事に全滅しまして。。一浪して再挑戦しましたが、獣医学部はやっぱりダメで、農学部だけ受かったんです。やれるだけのことはやって獣医学部はダメだったので、すっぱり諦めることができました(笑)
大学生の時父が市議会議員を始めて、店が回っていないと感じたので、卒業後すぐ帰ってきました。
うちでも畑を持っていて、ある時母に「キャベツとってきて」と言われたのですが、キャベツと白菜が両方ある中でどっちがどっちか分からず(笑)これはマズイと思って、25歳の時大手の種苗店で1年研修を受け、26歳で店に入りました。

宮島:白菜とキャベツの違い、知らない人には同じように見えるんでしょうね(笑)
今後やっていきたいことはありますか?

豊田さん:農家さんの高齢化や後継者不足によって農業をやる人が今後さらに減っていくことは避けられない状況です。そんな中で自分の使命は「農業人口を増やすこと」。まずは農業の間口を広げることだと考えています。最初は家庭菜園のような気軽にできるものから始めてもらい、面白さを知ってもらって、その中から本格的に農業を生業にする人が増えていけばいいなと思います。自分なんてキャベツと白菜の違いがわからなかったんですから、まったく初めての方の気持ちが分かるのは強みかもしれないですね。


60年以上地元の方に愛される種屋さん、今後も期待しています!

宮島:奥深いお話ありがとうございます!では、最後に須坂で一番おもしろいと思う人を紹介してください。

豊田さん:坂詰商店の坂詰ひさしさん。彼も鮮魚店でがんばっています。年中忙しいみたいですが、たぶん対応してくれると思いますよ。

宮島:ありがとうございました!
というわけで次回のインタビューは坂詰商店の坂詰ひさしさんに決定しました。
お楽しみに!!!

(須坂市地域おこし協力隊 宮島麻悠子)

2019/03/20

須坂温泉の愉快な仲間たちvol.3「初の温泉ライブを成功させました!お客様担当の稲葉達哉さん」

地域おこし協力隊の早川航紀(はやかわこうき)です。
前回に続き、私の地域おこし活動の拠点「須坂温泉古城荘」を舞台に魅力ある様々な人を紹介していきます。今回は社員の稲葉達哉さん(30歳)お客様担当です。好きな飲み物は微糖の珈琲。趣味は音楽ライブ鑑賞。

●須坂温泉でのお仕事について教えてください
「フロント受付やお客様への食事、ドリンクのご提供、お客様の送迎、駐車場の掃除等なんでもこなします。最近では須坂温泉古城荘のFacebookページにてイベントの告知などもおこなっております。コチラ是非チェックしてください!もともと飲食店にて働いていた経験もあり、お客様にどうしたら満足していただけるかを常に意識しながら業務しております」

●以前は東京にいたと聞きました。長野に戻った理由、長野での生活を教えてください
「大学から上京し、卒業後もしばらく東京におりましたが、地元の長野で飲食店を開くという夢があり、その準備に向けて帰ってきました。現在も色々な業界の接客業を学ぶ修行の途中です。東京に比べて長野は空気が美味しいと思います。実家が農家ということもあり、お米や野菜も新鮮で美味しいものが食べられています」

●2019年2月23日には須坂温泉初の取組みである「温泉ライブ」を成功させましたが、企画責任者として感想を教えてください
「企画自体全く初めてだったのでまず何から準備し始めたらいいか手探りの状況でした。そんな中、私が応援していたアーティストにダメ元で声をかえたところ快く引き受けていただき、一気に企画を進めることができました。それでも初開催のプレッシャーと緊張から前日は須坂温泉に自身も宿泊し早朝からライブ対応に備えました。お陰様で多くの方々に好評いただいたので須坂温泉古城荘の定番イベントになるよう、第二回の開催も検討しております」

●須坂温泉の魅力PR、今後の意気込み
「須坂温泉古城荘は、かの戦国武将・上杉謙信も愛したと伝わる歴史ある温泉です。地元の方から昔の須坂温泉のお話を聞かせていただくこともあります。長い間多くの人に愛されてきたという歴史が証明しているようにポカポカが長く持続する泉質は自慢です。2019年春のリニューアルでは新たに直売所や食事を楽しめる休憩場がオープンする予定です。来ていただいた皆様に満足いただけるような温泉を目指します」

須坂温泉古城荘 公式ホームページ
https://kojousou.co.jp/

(須坂市地域おこし協力隊 早川航紀)

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