信州須坂移住支援チーム

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投稿の詳細: 須坂市で頑張る新規就農者を支える家族Vol.10「祖父の果樹園を継ぐことを提案」

2018/01/22

須坂市で頑張る新規就農者を支える家族Vol.10「祖父の果樹園を継ぐことを提案」

◆湯野澤さゆりさん
2017年3月に東京都板橋区から夫と移住

東京で高齢者向けの運動指導の仕事をしながら充実した都会暮らしを送っていたさゆりさんとご主人の宏健さんが、須坂への移住・就農へと至ったのは、須坂で農業を営むさゆりさんのおじいさんの跡を継ぐためでした。
外孫のうえ既に嫁いでいたさゆりさんとご主人である宏健さんに降ってわいたような果樹農家の跡つぎ問題は、蓋をあければとんとん拍子に話が進み、お二人が須坂に引っ越しきたのは2017年の3月。須坂での暮らしや楽しみ方など、いろいろ模索中のさゆりさんにお話しを伺いました。

●夫が農業を目指すまで
私の母の実家が須坂で果樹農家なのですが、農業を切り盛りしていた祖父が3年ほど前に体調を崩し入退院を繰り返すようになりました。そのような状況になり表面化したのは祖父の農園の後継ぎ問題。そこで、夫に祖父の果樹園を継ぐことを提案してみたのがきっかけです。
夫は秋田県の兼業農家出身のため農業に寛容で、また彼は大学時代に冬は白馬でロッジを手伝いながらウインタースポーツを楽しむために毎年長期滞在をしていた経験もあり、長野県に住むことにも好意的でした。夫の両親も彼が私の祖父の果樹園を継ぐことに賛成してくれたこともあり、とんとん拍子に話が進んで、2017年の3月に須坂に引っ越してきました。
夫が果樹園を継ぐことになり、祖父は「後継ぎに農業を教え込むまで元気にやらないと!」と周りの方にも言っているそうです。たしかに入退院を繰り返していた頃から見るとだいぶ元気になり、生きがいのように感じてくれているようです。そんな祖父の様子を見られるのも嬉しいことです。

●須坂で生活してみて
まだ引っ越してきて10か月ほどなので、須坂暮らしは手さぐり状態ですが、あえて挙げると、都会と地方はお金や時間の「使い方」が違うと感じます。
「地方暮らしはお金がかからない」というイメージを持たれている方が多いと思うのですが、例えば地方は車が必須であるとか、都会では考えることのなかった思わぬ出費があったり、移動などで時間がかかったりすることもあります。移住を考えている方は、その地域についてよく調べてこられることをおすすめします。
良い点を挙げると、都会に比べて自然が豊かなことと、食べ物がおいしいということに関しては、間違いありませんね。

ご主人の宏健さんは、さゆりさんのおじいさんと共に果樹園で働きながら農作業、農業経営を学んでいます。当面の目標は農園の規模拡大。稼げる農業のスタイルを探っています。また、仕事だけでなく、須坂を拠点にアウトドアで遊べる場所を探したりして、信州須坂暮らしを前向きに楽しんでいるようです。
一方、このインタビューの時点で、さゆりさんは初めての出産の予定を2週間後に控えていらっしゃいました。今年の春に移住してきてから間もなくして妊娠し、農業に挑戦するご主人を見守りつつ日々変化していく自分の体調と向き合いながら過ごしたこの10か月は、心細さや不安も覚えたことでしょう。充実していた東京暮らしのことや東京にいる親しい人たちの顔を思い出しては、淋しさを感じることも多かったといいます。
しかしその淋しさは移住者にとっては特別なことではなく、誰もが心に抱えているもの。淋しいと思うからこそ、会いたい、会いに行くね、と、交流が生まれるのではないでしょうか。
さゆりさんと宏健さんの須坂内外に繋がるたくさんのご縁が花開く日が楽しみです。

須坂市地域おこし協力隊  田島和恵

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