須坂市立博物館・市誌編さん室・旧上高井郡役所連携事業の
『歴史文化講座』の第5回目の講演会が、2月18日に行いました。
今回は、須坂市誌近世編執筆者の山崎会理さんで、
『須坂藩の成立と村の生活』を、
多くの聴講者は真剣に聞き入っておりました
《講座内容》
はじめに
①須坂市域の村…29か村
幕領 …幕府の領地
松代領…真田家の領地
須坂領…堀家の領地
②村の運営
村役人…名主・組頭・百姓代
年貢の納入
村入用
村定
1 須坂藩の成立の謎
①須坂陣屋は誰が建てたのか?
②須坂領 10,053石6斗2升5合の内訳
2 江戸時代の村の生活 ~年貢の請負を古文書から読み解く~
「卯御成箇可納割付之事」天明3年の年貢割付状
「卯御年貢皆済目録」 上記の割付状の対し、年貢が支払われた事を示す文書
3 須坂は村か町か
①須坂町とよばれた村
須坂村
街道沿いに商家が幹を連ねる(上町・中町・下町・新町・横町)
町年寄の存在
②御用達
領主との繋がりの強い者
当時の貴重な資料を見ながらお話をしていただきました。
雪が降る寒い中、講師の山崎会理さんと約90名の皆さん
足を運んでくださり有難うございました。
今回を持って、平成26年度の歴史文化講座を終了となります。
毎回参加してくださった方、今回初めての方、心よりお礼申し上げます。
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