9月23日の祝日、講師と一緒に須坂の古い建築をめぐるツアーを行いました。
講師は信州大学工学部建築学科助教の梅干野成央先生です。
須坂市の「まちなみキャンパス推進事業」との共催です。
当日はお天気もよく、暑いくらいでしたが、多くの方にご参加いただき
ありがとうございました。
まず、集合は旧・小田切家。
ここはまだ一般公開されておらず、ただいま調査が行われている場所です。
いずれは、整備され公開される予定の歴史的建造物ですが、
今のままの状態を見ることができる貴重な機会でした。
立派な建物です。門の中に入ると母屋の造りを見ることができます。外から見ただけでは気づかなかった!
見取り図、広いです。
梁組
いろいろな釘隠しもありました。「柏の葉」これとよく似たものがクラシック美術館にもあります。
お話を聞きながら、母屋、土蔵、店を中心に見てまわりました。
時間が足りないくらいの建物です。
道を歩きながら、通りの見方のお話を聞きました。
町の見え方がぐーんと変わってくる、そんな建築ツアーでした。
ちょっと関心を持つだけで、何気ないものが面白くなるんですね。
八月は、土曜と日曜日、そして12日の夜(夜間開館)限定で
お座敷に蚊帳をつっています。
昼間から、急に蚊帳が登場してびっくりされるかもしれませんが、
最近では、なかなか家庭で見ることができないものなので、ぜひ
この夏休みの時期に子どもたちや多くの方に見ていただきたいと思い、蚊帳をつってみることにしました。
遊びにきてくれた子どもたちの中には、最初はおそるおそる入ってみたり、中で「落ち着く~」とか「トトロのおうちみたい~」という声が聞こえてきました。気に入ってもらえたかな。
蚊帳が懐かしいという方も、見たことない、という方も、ぜひ8月の土日と夕涼み夜間開館にご来館くださいね~
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