須坂市動物園日記

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投稿の詳細: マントヒヒ「ケンシロウ」が亡くなりました。

2014/04/15

マントヒヒ「ケンシロウ」が亡くなりました。

新年度に入り、暖かい春の日差しが降り注ぐ
須坂市動物園ですが、本日は悲しいお知らせです。

本日、早朝にマントヒヒの「ケンシロウ(♂)」が
亡くなりました。
死因は「老衰」です。体調や温度管理にも気を使って
おりましたが、御年22歳
寄る年波には勝てず大病や事故では
ない、いわゆる「自然死」という獣医の見立て
です。

こちらは2007年時のケンシロウです。

このころは立派なマントに見える「たてがみ」も
フサフサしていましたが、近年はたてがみも薄くなり
体力も衰えてきていましたが、メスの「レイ」との
グルーミング風景も仲睦まじく、食欲も衰えることなく
晩年の日々を過ごしていました。

ケンシロウのプロフィールを紹介すると、

1992年1月3日 長野市茶臼山動物園産まれ
その後、記録によると城山動物園を経てフラミンゴ
との交換により、

1996年3月11日 須坂市動物園に来園

2006年頃に、須坂市動物園の来園者が急増した際に
当時の担当者が「名前がないとはいけない」と
命名をし「ケンシロウ」としました。

実に18年間須坂市動物園の歴史と変貌を
目の当たりしてきた飼育動物の一頭でもあります。

長い間、可愛がってくださりありがとうございました。

コメント:

コメント: ふ~姉さん [訪問者]
これからは遊びに行っても「いない・・・」んですね。。
ただただ、寂しいです。
ケンシロウって名前があるのを知りませんでした。
まだまだいっぱい知らない事があったのに。

でも、老衰ということなので良い最後の迎え方ですよね。。
永続的リンク 2014/04/15 @ 23:34

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