今年で11回目の開催となり、地域に広がる語りと紙芝居
須坂市民総合大学公開講座として、須坂市内外から110名の皆様にご参加いただき3月27日(日)に旧越家住宅(山丸一番館)で開催しました。
口演に先だち、代表の佐藤政世さんは、「私どもの会は、生涯学習須坂学舎で、須坂のお宝を学び、語りと紙芝居で街の活性化のお手伝いができたらと平成17年に立ち上げ、昨年10周年を迎えました。
お陰様で今年も皆様と交流を持ち、一緒に新しい紙芝居を作ることができました。夢を持つことは楽しいです。心から感謝申し上げます」とあいさつがありました。
始めに蔵の町すざか昔を語る会が、「越寿三郎物語」を、今回初めての英語通訳も合わせて披露しました。
また、友情出演で高山村文庫石楠花による「奉納された刀」、福島町紙芝居クラブつくしんぼによる「ききみみずきん(日本昔話)」の披露がありました。
第二部の「音とおどり」は、歌と踊りのOkikaと小さい鷲男(加藤士文)の、龍に乗って広い宇宙をゆっくりと打楽器を演奏して楽しい旅をしている物語。観ている人や聴いている人は、小さい鷲男の不思議な世界へ引き込まれていきました。
そこへ、優雅なOkikaが詩と踊りで彩りを添えます。それぞれの内に眠っているひとりひとりの心に語りかけるかのような、神秘の美しい輝きのおどりに会場は魅了されました。
参加者から「今までに見たことがない幻想的な物語とおどりに感動しました。今後も楽しみにしています。」と言葉をいただきました。
須坂市生涯学習推進センター 小林昌幸
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