今年も残すところあとわずか。
このところ景色がすっかり白くなっています。
さて、博物館では、12月20日(金)、
クリスマス特別企画として、
蔵の町すざか昔を語る会の皆さんによる
紙芝居の上演がおこなわれました
上演のためのセットにも趣がありますね
ところで、前回のこの欄で話題にした絵画は、
「紙芝居」に関係があります。
紙芝居画家の故・塩崎源一郎氏より、
須坂の文化のために寄贈され、現在は
南部地域公民館に収蔵されている絵画なのです。
歌川広重によってあまりにも有名な
「東海道五十三次」に倣った連作で、現在
博物館と南部地域公民館にて展示中ですよ
紙芝居の上演をしてくださった蔵の町すざか
昔を語る会のみなさん。衣装も雰囲気がありますね♪
紙芝居の演目は、「須坂のとのさま物語」。
須坂藩第13代藩主の堀直虎の生涯をじっくりと
語ってくださいました。
今年は、江宮隆之氏による歴史小説
『将軍慶喜を叱った男 堀直虎』(祥伝社)が
話題になりましたが、
2016年は直虎公生誕180年、
2018年には没後150年となります。
混迷をきわめる昨今、幕末の須坂藩について学びなおす機会も、
有意義なのではないでしょうか。
上杉景勝書状および小田切家所蔵品の展示も
ご好評をいただいております
どうぞみなさま、今年もよい「おしまい」ができますように。
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