市立博物館の庭には、二つの瓦屋根があります。
「お庭に屋根がある」というのは、なんだか不思議な響きではありますが
ひとつは須坂藩「詰所」の三角お屋根、切妻部分。
江戸時代には、この下にサムライが勤務していたんですね。
詰所は奥田神社の近くにあったそうです
もうひとつは、勝善寺本堂の瓦屋根。
びっくりするほど巨大です。
この瓦の重さにも耐え、大きさに見合った建物というのは、
どれほどの規模だったか。
これだけの大きな瓦をひびを入れずに焼く技術も、
相当なものだったのでは。
ふだんなにげなく風景にとけこんでいるいろんなアイテムに、
いろんなつっこみどころがあるものです
そんな瓦屋根たち、今日の朝6時から、博物館ボランティアのみなさまに
きれいにしていただきました
雑草やくもの巣を取り除かれて、すっきり美人さんになった瓦屋根を、
観に来てくださいね
特別展『学舎の轍(まなびやのわだち)』も好評開催中です!
明日は記念講演会『遥かなる青春の日々』
第1回、女子高だった須坂高校を出て母校に長年勤められた
島田愛子さんにお話していただきます。
どなたさまも、お気軽にお越しください。
南部地域公民館で、午後1時30分からです
この投稿への コメント はまだありません...