須坂市立博物館だより

　来年の大河ドラマ「天地人」の主人公は直江兼続ですが、須坂を拠点・出自とした須田氏と姻戚関係にありました。須田氏は川中島の戦いの頃、上杉謙信を頼り、その後井上氏・高梨氏などとともに、上杉景勝の移封に従い会津・米沢に居を移し、上杉家の重臣として活躍しました。
　今回は山形県米沢市や福島県伊達市の寺社を巡り、中世須坂の武士団の足跡を辿ります。

上杉家の廟所です。歴代藩主の墓所がずらりと並んでいます。

上杉家の菩提寺、「法音寺」さんです。貴重な資料を見せていただけそうです。

上杉神社です。宝物殿の「稽照殿」には、あの直江兼続の「愛」という字を前立にあしらった兜があります。来年はテレビに頻繁に登場することでしょう。

福島県伊達市の興国寺です。須坂の興国寺との関係は・・・

興国寺の境内には梁川城主「須田長義」のお墓があります。この人物は一体・・・

[日　時]　10月25日(土)午前６時30分～26日（日）午後７時30分
　　　　　 （一泊二日です。）
[講　師]　長野県立歴史館　専門主事兼学芸員 村石正行先生
[参加費]　17,000円（宿泊費、食事代、入館料・参拝料など含む）
[対　象]　高校生以上
[定　員] 30名　先着順
[申込み]　10月３日（金）より受付開始。電話・ファックス・メールで結構です。
[受付時間] 博物館の開館時間内にお願いいたします。