小正月の豊作を祈願する「ものづくり」
今でも、昔ながらの「ものづくり」を飾っているお宅にお邪魔しました。
「ものづくり」は、米粉で作った「まゆだま」(お団子)を木の枝に付けます。
更に豊作の祈願として、野菜の形にお団子を作ります。
そして、米粉で作られた小判や縁起物の飾りを付けます。
できあがった「ものづくり」は、二十日正月まで飾られます。
豊丘の山岸さんの「ものづくり」
お部屋の一角に飾られた「ものづくり」
お正月飾りらしく、とても鮮やかで賑やかです。
木は、ケヤキの木とミズナラの木を使っているそうです。
ミズナラの木の枝は赤色をしていて、一層お正月らしい飾りになっています。
米子の竹前さんの「ものづくり」(1)
トマト、きゅうり、大根、にんじんなど、野菜の形をした「ものづくり」
とっても可愛らしい飾りです。
親子3代で、「ものづくり」を作られたそうです。
米子の竹前さんの「ものづくり」(2)
とっても色鮮やかな「ものづくり」
今年の干支にちなんで「ヘビ」の形をしたものもありました。
ケヤキの木は、昨年秋に用意してあったもの。
お正月の行事「ものづくり」は、秋から準備されているのですね。
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