各地区で「どんど焼き」が行われましたが、米子町(1・2組)のどんど焼きが面白い!と聞いて、行ってきました。
各家庭の、だるまやしめ縄、ワラや豆殻を集めます。
豆殻はよく燃えるそうです。
大人と子ども、全員で協力して、やぐらを組み立てていきます。
チームワークがとても良く、どんどんと組みあがっていきます。
その途中、気になる会話が...
「便所の柱、持ってきて」
べ、べんじょ!?!?
米子町では、2つのやぐらを組み立てます。
大きいやぐらを「本家(ほんや)」
小さいやぐらを「便所(べんじょ)」
と呼んでいます。
昔の家には、家(住まい)とは別に、外便所があったそうで、どんど焼きのやぐらを家に見立ててそのように呼んでいるようです。
つまり「便所の柱」というのは、小さいやぐらの柱のことだったのですね。びっくり!
そして、夜。
どんど焼きが始まりました。
米子町のどんど焼きでは「火付け合戦」が行われます。
火付け合戦
まず、小さいやぐら「便所」に火をつけます。
「便所」が燃え尽きる頃、大人がワラに残り火をつけ、大きいやぐら「本家」に火を移そうとすると、子どもたちがしめ縄を使って、その火を叩いて消します。
火をつけようとする大人
火を消そうとする子ども
これが火付け合戦です!
みんなで作ったやぐらに火をつけさせまいと、子どもたちは必死に火を消します。
大人も子どもも真剣。でも楽しそう!
20分ほどの戦いの末、やっと「本家」に火が付きました。
その後は、大人・子ども仲良くものづくり(まゆだま)を焼いて食べていました。
これで、今年は風邪をひかずに過ごせそうです!
伝統的などんど焼きを今も受け継いでいる米子町。
とても楽しく変わったどんど焼きでした!
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