様々なジャンルの手仕事作家の作品を展示販売している須坂市銀座通り「蔵のまちギャラリーぶらり館」で不動の一番人気を誇る「二つ口ポーチ」を自宅工房で製作している。
ぶらり館での販売だけでその数2,600個以上にもなり、現在も継続中だ。
クラフトとの出会いは子供さんが小学校卒業の際、先生に贈るパッチワークのカバーを作った事がきっかけ。
元々洋裁が好きで洋服のお直しなどの仕事をしていたので糸と針はお手のもの、子供とお母さん全員が一針一針丹精をこめて完成させた。
それからもう30年以上のキャリアとなる。
今迄に失敗した作品はありますか?と意地悪な質問をしてみた。
「布の性質がイメージに合わずに思った仕上がりにならい事があった。それならと即座に別の物に方向転換、まったく別の、しかもランクアップした作品が出来上がった」というエピソードが返って来た。
大量生産だとこうは行かない。手仕事ならではの柔軟性と仕事を楽しむ余裕が感じられた。
二つ口ポーチはこちら
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