5月16日 信州すざか農業小学校豊丘校の【特別授業】
須坂創成高校 須園キャンパス 加工室にて みその仕込み を行いました
みそは昔から日本人に親しまれてきました発酵食品です。
(みそっかす、みそっ歯などの言葉などもあるほど親しまれてきました)
中国などから伝わった『醤(ひしお)』『鼓(くき)』『未醤(みそ)』をヒントに
地域によっていろいろな『味噌(みそ)』ができました。
麹カビを付ける材料によって米味噌、豆味噌、麦味噌などがありますが、
『手前味噌』と言葉もあるように各家庭で作られたため、各家庭の独自の「みそ」がありました。
最近では出来上がったものが簡単に手に入るので各家庭で作る方は減りましたが、
今回は米麹を使い、手作りの 「農業小学校の信州みそ」を作りました
いつもの畑での作業と違い、調理を行なうため、
身支度、手洗いに注意しました!
農業小学校の皆が来る前に食品加工クラブの高校生のお姉さんたちは準備をしてくれていましたよ
去年農業小学校で収穫した大豆を使いました
選別(良い豆だけを選びます) 写真左
↓
洗浄(ごみを落としてきれいに洗います)
↓
浸漬(乾燥して固い大豆に水を吸わせます)
2倍の大きさになります 写真 真ん中
↓
蒸煮(大きい圧力釜で熱くし、軟らかくします)写真右
圧力釜より取り出しつぶします
シートの上で広げて冷まします
去年作った『たねみそ』(濃い茶色)や
『米麹』、塩を均等になるように広げます
ここからみんなで仕込みをはじめました
まず、お姉さんたちからみその仕込みについて紙芝居でわかりやすく教わりました
仕込みは大豆、たね味噌、麹を均等に混ぜ、ソフトボール位の大きさにします。
消毒した『たる』に力強く投げ入れます
(みその間に空気が入らないように)
仕込んだみそでいっぱいになったら表面を滑らかにし
みそと空気を遮断するために塩を振りました。
「化粧塩」というそうです。
美人でおいしいみそになるかな?
今後は麹菌が働きやすい暖かい部屋で180日熟成(寝かせます)
管理は高校生のお姉さんたちにお願いしました。
冬に出来上がったみそは農業小学校で作るおやつに入れていきます
大豆は、みその他に
しょう油、豆腐、大豆油、きなこ、もやし、納豆、豆乳などの材料にもなります。
いつも食べているおかずの中にも大豆が入っているか見てみましょう!
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