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投稿の詳細: 『農福連携シンポジウムin長野』に参加して(3月13日)

2018/03/16

『農福連携シンポジウムin長野』に参加して(3月13日)

Permalink 16:30:16, カテゴリ: :退任:田島隊員(農林課)  

「農福連携」とは、農業と福祉が連携することで、簡単にいうと、人手の足りない農家と働く場を探している障がい者が連携することで、両者の課題を解決しようという取り組みです。

3月13日に安曇野市の穂高交流学習センターみらいで開催された『農福連携シンポジウムin長野』の基調講演として、社会福祉法人こころみる会こころみ学園施設長 越知 眞知子氏のお話しをお聴きしました。

栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーでは、こころみ学園の園生たちがぶどう園やワイナリーで労働力を提供しており、2008年の北海道洞爺湖サミットや2016年に広島で行われた主要7カ国(G7)外相会合など、日本で開かれる重要な国際会議の舞台でも振る舞われる良質なワインがつくられています。もっというと、障がいのある人たちが「体を動かし働く」ため、できることをやってみようと始めたのが農作業で、なかでも花が咲き実がなることで成果が目にみえてわかりやすい果樹栽培をと考え、ぶどうの栽培を始めたところ、生食ぶどうでは旬の時期に売り切ってしまわなければならないため、ぶどうを加工するワインの醸造に至ったそうです。
ココ・ファーム・ワイナリーは昭和55年に設立、昭和59年に醸造認可が下り醸造が開始されました。「できることを、やってみる」の積み重ねが、世界的にも高い評価を得ているココ・ファーム・ワイナリーのワインを産み育んだといえるのではないでしょうか。

お話しをお聴きして感じたことは、、
「それぞれができること」をやってきたということ(それがこころみ学園ではたまたま農業でありワイン醸造であった)、自分で働き稼いだお金で買い物を楽しんだりすることで生活に花が添えられるということ、そして、自分を当てにされたり人の役に立つことは喜びである、ということ。
障がい者・健常者の区別はなく、誰もが同じではないでしょうか。
それぞれが得意分野で能力を発揮して、協力しあえばいいじゃないか。
 力持ちのひとが重い物を運んだり、
 パソコンの得意なひとが事務作業をしたり、
 文章を書くのが得意なひと、
 接客が得意なひと、
それぞれのできることを活かし、適材適所で働くことは、至極ふつうのこと。
適材適所で働くために必要なのは、「何が得意なのか」「何ができるのか」という理解です。
農福連携、さらに農業の分野だけにかかわらず、障がいのあるひとたちが働く機会を得る・障害のあるひとたちの力を貸してもらうためには、それぞれが「何ができるのか」「得意とすること」を理解することが、一層必要であると感じました。
 
【農福連携によるメリット・農福連携のために必要なもの(越知氏による考察)】
・作業工程のシステム化や分業化
・共同事業で休暇を確保
・ジョブコーチ・コーディネーター・ビジネスマネージャー
・求められるものをつくり、安定した消費を確立
・安心で安全な食の提供
・命をつなぎ豊かさを生む農業の魅力をアピール
障害は特別でなないことを理解できる地域づくり

udouhatake
(42度の勾配のある急峻なぶどう畑には機械が入らない。こころみ学園の園生たちが力を発揮する。)

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