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カテゴリ: 通信

2017/03/24

テレビ受信障害が発生するかものお知らせ

Permalink 16:54:13, カテゴリ: トラブル防止, 通信  

テレビ放送の地デジ化も終わり、いよいよ空いた周波数帯を携帯電話が使用することになります。
プラチナバンドといわれる700メガヘルツ(MHz)帯で、電波が届きにくい場所でも携帯がつながりやすくなるそうです。:p

でも、テレビの方は注意が必要です。88|
700MHz帯を使用する携帯電話基地局の開設に伴うテレビ受信障害対策について(法務省ホームページ)

700MHzの携帯電話基地局の近くや、古いタイプの受信設備をお使いで、テレビアンテナが携帯基地局の方を向いている世帯などでは、テレビ映像が乱れる可能性があるというのです。

古いタイプの受信設備とは、地上アナログ放送で利用していたUHF帯を増幅するブースター・広帯域プリアンプをお使いの設備ということのようです。
このタイプでは、700MHz帯の携帯電話の信号も増幅することにより、テレビ放送受信機器への過度の入力やブースター飽和が発生する可能性があるというのです。

そこで、ここから大切なお知らせです。

始めに、須高ケーブルテレビ局で番組をご覧いただいているテレビは影響がありません。

この問題の対策として、「NTTdocomo、KDDI、au沖縄セルラー、SoftBank」の携帯電話事業者が「一般社団法人700MHz利用推進協会」を設立し、事前に影響のありそうな地域の調査や回復作業(事前対策)、影響が発生したテレビの回復作業(事後対策)を無償で行うこととなっております。これによる個人の費用負担はナシ。:oops:

作業は無償で行われますが、一般家庭の屋根に上りアンテナを調整したりテレビを見たりと、消費者が不安に思ったり、あやしい、悪質商法を心配されることもあると思います。悪徳行為・詐欺行為等に特にご注意をお願いします。
この対策で市民に費用を請求することや、物品を販売することは絶対ありません。
700MHz利用推進協会では、今後 須坂市内で影響の恐れがある地域を回り、各戸にチラシのポスティングを行います。
また、実際影響のあった世帯から連絡を受け、個々に訪問しテレビを調整する回復作業を行うこととしています。
↓事前対策用チラシ(事前に影響のおそれがある範囲内へ配布)↓

↓デマンド対策用チラシ(試験電波発射後、影響が生じる恐れのある範囲へ配布)↓

お客様のもとに伺う工事作業員は、身分証明証(テレビ受信障害対策員証)を携行しております。
不審に思われた場合は提示を求め、コールセンターへご確認いただきますようお願いいたします。

スケジュール
 2017年4月下旬~ チラシのポスティング(チラシ配布)
 影響がでるのは2017年6月22日から(試験電波の発射予定)
 試験電波発射(急激な影響の発生を防ぐため、送信条件※を段階的に変更して概ね4週間程度かけて行われます)
 ※始めは日中の時間帯のみ⇒昼間から夜にかけて⇒24時間試験電波発射 影響がなければ運用電波を24時間送信

【テレビ受信対策に関するお問い合わせ先】
700MHzテレビ受信障害対策コールセンター
フリーダイヤル. 0120-700-012
(つながらない場合は、TEL.050-3786-0700)
受付時間.午前9時~午後10時(土日・祝祭日及び年末年始を含む)

一般社団法人 700MHz利用推進協会
テレビ受信対策調整部 電話.03-6712-1956
一般社団法人700MHz利用推進協会ホームページ