「考える会」では今年度(平成22年度)、
長野県の元気づくり支援金事業として以下の活動を
計画(すでにいくつかは実施済み)しています。
1.パンフレットの作成・配布
子どもに障がいのあることを診断された親や、育てにくさを
感じている親が、親の会(障がいのある子を持つ親や家族の
集まり)や、相談機関に誰でも気軽に訪れられるように、
連絡先や活動などを一覧にしたパンフレットを作成・配布
します。
2.リーフレットの作成・配布
障がいの種類によってさまざまな特徴や関わり方がある中で、
地域の人も事情がよくわからないまま誤解や偏見を持ってしまったり、
接し方が分からずに、見て見ぬふりをしていまうことも多いです。
さまざまな障がいの特徴への理解を深め、声のかけ方、簡単な
手助けの方法などもわかりやすく説明したリーフレットを作成・配布
することで、地域に暮らす障がい者への理解を深めてもらい、簡単な
声がけ、手助けのきっかけ作りや、ボランティア活動に役立ててもら
おうと考えています。
3.講演会の開催
「地域の子どもは地域で育つ」ことは大事ですが、それと同じくらいに
「一人ひとりのニーズや発達段階に応じた場で学ぶ」ことがその子
将来に向けて必要です。特に、発達障がいの場合、その子の特性や
段階に応じた適切な教育が自己肯定感を高め、二次的障がいを引き起こ
さないために、とても大事なことです。多くの保護者や学校関係者の
方々にそのことを理解していただくために講演会を企画しています。
(平成23年1月予定)
4.保護者の勉強会(年4回)
広汎性発達障害(自閉症を含む)、アスペルガー症候群、LD、ADHDなど
わかりにくい障がいについて、勉強会を開催し家庭での支援に生かして
頂こうと企画しています。
5.支援者の学習会(年6回)
広汎性発達障害(自閉症を含む)、アスペルガー症候群、LD、ADHDなど
わかりにくい障がいについて支援者(教員、保育士、保健師、福祉
サービス職員)が、特徴的な事例を持ち寄り学びあうことで、正しい
支援方法や最新の情報を共有し、学校、保育園、福祉サービスなど
それぞれの場面での支援に生かして頂こうと企画しています。
この投稿への コメント はまだありません...