信州須坂移住支援チーム

「須坂市に住んでよかった」 「須坂市に住んでみたい」と思える魅力的なまちを目指しています。

カテゴリ: インタビュー記事

2018/01/09

先輩移住者に聞くVol.10/須坂市峰の原高原ペンション山羊のオーナー新田さんご夫婦

Permalink 09:34:04, カテゴリ: インタビュー記事  

みなさんこんにちは。このコーナーでは須坂市に移住した先輩移住者にインタビューをして、須坂の暮らしはどういうものか、須坂のいいところ、苦労しているところを聞いていくコーナーです。
今回は須坂市峰の原高原地区のペンションのひとつ、ペンション山羊のオーナーである新田克己・敦子さんにお話をお伺いしました。
◆ご夫婦で昭和59年に東京から移住

●ペンションオーナーになったきっかけ
新卒で企業に入社した時にちょうど日本で初めてペンションというものができた時代でした。
会社でサラリーマンをしていくなかで、それに憧れて自分は日本的な民宿風ではなくて、洋風のパータンの民宿をやりたいと考えていました。それが一番のきっかけです。
そして、なぜ峰の原高原を選んだのかというと、当時、開発会社の人に色々な場所を紹介され、例えば東北地方だったり長野県内だったり、峰の原高原もその一つだったのです。
その中でも峰の原高原は他に比べ、東京からのアクセスが良かったのと値段が安かったのとで始めやすかったのです。

●須坂・峰の原高原で生活して良かったこと、苦労したこと
私たちが峰の原高原に来た昭和50年代後半は、原が開発され始めて10年もたたない頃でした。
その時は庭に大きな石があったりして、ペンションの周りを整備することから始めないといけませんでした。さらに木も今より茂ってないので笹ばっかりの場所でした。
また、最初のうち知名度もあまりないのでお客さんが予想よりも来ないということがあり、当時の風潮としてペンションに憧れというものはありましたが、現実はお客さんが来ない日のほうが長かったです。
やることはたくさんあるのですが、お金が発生しないので大変でしたね。しかし、生活していく中で、この峰の原高原の良さというものが分かってきました。
特に子どもができてから実感しました。病院は遠いところにありますが、隣接する上田市の菅平高原地区には保育園から中学校までありますので越境通学で通わせることができ、山の上にある他のリゾート地よりも子育ては充実しています。
夏は涼しくて最高に良いです。サラリーマン時代とは違い仕事にメリハリがつけられるのもいいと思います

●須坂市・地域おこし協力隊への提案
まず、お客さんを呼ぶことによりここが潤います。そこを工夫してもらいたいです。
例えば冬だけではなく夏もスキー場を活用するなどシーズンを通して峰の原高原に滞在してもらえるようにして欲しいです。それには、ペンションに活気を取り戻してほしいです。
昔あった縁日なんかも復活すると面白いかもしれないです。さらに中高年以上の趣味のイベントが多いので、もっと若い人に来てペンションに泊まってもらえるようなイベントを企画してもらいたいです。

●移住を希望する方へ「昔取った杵柄ではダメ」
まず「昔自分は○○だったから」という考えは捨ててください。というのも同じ業種ならよいのですが、普通皆さんはペンション経営においては初心者です。
スタートラインは同じなのです。今までの生活をそのまま持ってくると失敗します。
そして、峰の原高原はおおらかな部分もあるので、あんまり神経質にならないことがここで生活していくことだと思います。

ペンション山羊
http://yagi.travel.coocan.jp/
〒386-2211長野県須坂市峰の原高原3153-696
TEL0268-74-2337

(須坂市地域おこし協力隊  斉藤祐哉)

2018/01/07

地域おこし協力隊募集中!須坂温泉古城荘「お客様に満足いただける旅館づくりを」

Permalink 14:19:08, カテゴリ: インタビュー記事  

<須坂しごとラボVol.18>
須坂温泉古城荘
従業員数:22名
創  業:昭和34年(平成29年9月リニューアル)
事業内容:旅館業

現在、日本では東京一極集中によって生じる地方の人口減少や高齢化が進んでいることが大きな課題となっています。地方の活性化を図るため、地域外からの人材を積極的に確保しようという取り組みが国で行う「地域おこし協力隊」の制度です。地域おこし協力隊は1年以上3年までを任期として地方自治体から委嘱を受け、地方に移住し、その後定住へと向けて地域の農業や林業、漁業など地域住民の支援を行いながら地域に根付き活動する人材です。
都会には、豊かな自然に恵まれた地方暮らし、いわゆる「田舎暮らし」を希望する人々も多く、須坂市では現在5人の地域おこし協力隊が市の機関や峰の原高原など地域で活動をしています。

須坂温泉古城荘は、平成29年9月のリニューアルオープンでオーガニックリゾート株式会社(上水内郡飯綱町)による運営が始まり、これまで以上に高い集客力を目指す温泉旅館にしようと改革を行っています。現在2名の地域おこし協力隊を募集しています。株式会社古城荘取締役支配人の樺澤さんに目指す温泉旅館の姿について、また古城荘をいっしょに盛り上げてほしい人材について話を聞きました。

●「須坂温泉古城荘」地域おこし協力隊の働き方
須坂温泉古城荘は、戦国武将の上杉謙信が川中島の合戦を終え湯治に立ち寄ったといわれる温泉がある観光旅館です。また、朝6時から夜9時まで日帰り入浴が可能で、地域の人々が憩う温泉としても利用されています。
現在募集中の地域おこし協力隊は、フロント業務や客室・配膳係などお客様の対応を経験しながらイベントやプランを企画し集客を図る販売促進部門と、宴会料理などの調理に携わりメニューの考案や料理の研究など行う調理部門のそれぞれ1名を求めています。
どちらの部門も地域との連携を図ることにより地域振興の一端を担うことも期待されています。

「販売促進部門も調理部門も、細かいところに目が行き届く気遣いのできる方が理想ですね。どちらかといえば女性の方がそういう点で長けているのかもしれません。ぜひ女性目線で対応してほしいです。旅館業や調理の経験があって既に基盤ができていれば、どんどん取り組んでもらいたいですね。旅館業の経験がない人や調理師資格が無い人でも学ぶ姿勢があれば応募は可能です。地域の農産物を料理の素材として研究することで地場産を使ったメニューの考案も十分考えられます。逆に、すぐ営業や企画だけをする人は求めません。まずは館内の仕事をひと通り実践し理解したうえで課題に取り組んでもらいます。旅館の仕事は利用するお客様に合わせて臨機応変に対応できる隊員を募集します。朝食の時間に合わせた早朝からの準備、また、夜の宴会では午後9時まで対応することもあります。宿泊者は主に旅行で利用されるお客様です。ここを選んで来ていただくからには満足してもらいたいですし、その言葉をいただけるような雰囲気づくりを提供していきたいと思っています。地域おこし協力隊には館内の装飾など雰囲気づくりにも力を注いでもらいたいですね。これは組織の中でも変えていこうとしている課題であり、理想とする旅館の姿です」と支配人の樺澤さんは話してくれました。

●須坂温泉古城荘で働く若い力
須坂温泉古城荘では平成29年9月のリニューアルオープンから2名の若い力が活躍しています。
このうちフロント・営業課の川原さん(23歳)は笑顔がさわやかで明るい印象の男性です。以前は居酒屋で働いていましたが、行きつけだった支配人の樺澤さんがスカウトした逸材です。
川原さんに職場での様子を聞きました。「主にフロントの仕事やお客様の食事の配膳などをしています。常連のお客様から、フロントに姿が見えなかったから心配しちゃったわと声をかけていただき顔を覚えてもらえて嬉しいこともありました。職場は年上の人が多いけれど、みんな親切でいろいろ教えてくれるので楽しく働けています。支配人の樺沢さんにいろいろ教わって自分も支配人になるのが目標です。お客様の動きに合わせて臨機応変に行動し、やりくりするのは大変ですが、目標があるから頑張れます」私はこの頼もしい言葉に感激し、明るい未来が見えたような気がして嬉しくなりました。

「お客様との接客には表情の明るい人がいいですね。丁寧な接客を心掛けてほしいです。もちろん職場のスタッフ同士でも同じ対応ができる人が理想です」支配人の樺澤さんは川原さんに期待を込めて話してくれました。
今後の須坂温泉古城荘がとても楽しみに思えた二人のインタビューでした。

須坂温泉古城荘を常に進化させていきたいという強い思いが支配人の樺澤さんの言葉から感じました。そのためにもアイデアを生み出せる人材を求めています。販売促進部門や調理部門において自分の能力を生かせるかもしれないと思う方は信州須坂移住支援チームまでお問い合わせください。

◆須坂市地域おこし協力隊「須坂温泉古城荘」の応募について
 現在、須坂温泉古城荘を盛り上げてくれる地域おこし協力隊を随時で募集しています。活動内容はフロント業務や客室係を経験しながらイベント・プランの企画などの集客業務、また温泉宿での調理やメニューの考案、創作料理などの研究を行うとともに旅館の発展に寄与してくれる人材を求めます。地域で盛んに栽培されている果樹や農産物の資源を活用した活動も可能です。センスとアイデアを生かして働ける方を求めます。

須坂市移住サイト「スザカでくらす」協力隊募集案内
https://www.city.suzaka.nagano.jp/kurasuzaka/event.php?id=121

須坂温泉古城荘 公式ホームページ
https://kojousou.co.jp/

お問合せ先
信州・須坂温泉 古城荘 
〒382-0012 長野県須坂市日滝5414
電 話 026-245-1460
FAX 026-248-1630

(信州須坂移住支援チーム 豊田)

2017/12/25

須坂市で頑張る新規就農者を支える家族Vol.9「先輩方を見習っていけば大丈夫!」

Permalink 09:53:36, カテゴリ: インタビュー記事  

◆岩城由佳利さん
本人、夫、長男(3歳)、次男(1歳)の4人家族
2014年4月に神奈川県川崎市から移住

先輩移住者として移住希望者にメッセージはありますか?と質問したところ、一度、意外な顔をされたので、これから移住を考えているひとたちから見れば貴女はもはや移住の先輩ですよ、と申し上げたところ、それまでの笑顔に戻って「特別なことは何も…、子育てしかしていないのですよ」という控えめな言葉。
今回お話しを伺った岩城由佳利さんは、ご結婚をされた直後にご主人が就農へと動き出すや、またたく間に移住が決まり、さらにはその間に最初のお子さんを授かって身重の身体でお引越し。
まるでジェットコースターのような流れで現在の暮らしに至るまでの状況やご自身の心境などをお聞きしました。

●夫が農業を目指すまで
最初のきっかけがなんだったのかは覚えていないのですが、漠然と老後は田舎暮らしや農業もいいな、くらいには思っていました。
夫は医療機器メーカーで働いていたのですが、自分で作ったものを売ってみたいと考えるようになり農業に関心を深めていったようです。
そんな暮らしのなかで、歯車が回り出したのは、私たちが結婚してまもなくのこと。
夫が『新農民になろう』という新規就農者へのインタビューをまとめた本に出会ったときからです。
その本で紹介されていた長野県内の脱サラ農家さんの記事に感銘を受け、実際に会いに行って話を聞き、「新農業人フェア」にも足を運ぶようになりました。
そのように過ごすうちに、長野県でぶどう農家になるということに目標を定めたようです。

●どうして須坂を選んだのか
須坂以外にも県内のぶどう産地へ足を運びました。その中から須坂に決めた理由は、市の担当の方が熱心に対応してくださったことが大きかったと思います。
また、既にIターン移住して農業里親研修を受けて就農した先輩がいるということで、この地域は移住者を受け入れ農業後継者として育成していく流れが出来ていると思いましたし、そんな先輩方を見習っていけば大丈夫だろう!とイメージすることが出来ました。

●須坂で生活してみて良かったこと
車が必需品ですが、それはとってもラクなことだと思います。
なぜかというと、都会と比べ、駐車スペースに困ることもないし、道も車が多すぎることもないし運転しやすいです。
臥竜公園など緑の多い広い公園や親しみやすい動物園など、子供連れで楽しめる場所がたくさんあります。
私はペーパードライバーでしたが、須坂ではすぐに車を運転することに慣れることが出来ました。
また、家から出たところは畑の中の農道なのですが、ここからは山がきれいに見えて癒されます。
この景色を見ると、移住してもうすぐ4年になろうというのに、今でもまるで旅行をしているときのように心がわくわくするんです。

●インタビューを終えて
由佳利さんに移住希望者へのメッセージをお聞きしたところ、冒頭のように「子育てしかしていない」という答えが返ってきました。
須坂に移住するときは第一子を身ごもっていて、移住直後に出産のため一時的に東京の実家で過ごし、須坂に戻ってから初めての育児に奮闘しているうちに第二子を授かり出産の前後をまた実家で過ごす、ということを繰り返していたということで、今ようやく一息つけているところ、ということだそうです。
確かに由佳利さんからは移住に対する気負いのようなものは全く感じられませんでした。
それは、結婚・出産・育児という女性としてのライフステージの変化の中にたまたま「移住」とご主人が選んだ転職「就農」が含まれていただけのことなのかもしれません。
伴侶と共に家庭を築き人生を歩んでいく上で、どんな仕事をし、どこで暮らすことになったとしても、一番大切なものは変わらない、という潔さのようなものが感じられました。

葡萄屋iwaki
Email:budouya.iwaki@gmail.com
Tel:026-405-6631
〒382-0000 長野県須坂市大字八町706-10

◎Facebook・Instagramにて随時情報発信中!『葡萄屋iwaki』で検索してくださいね♪
※岩城さんは、平成29年度長野県園芸特産振興展第50回うまいくだものコンクールぶどうの部(ナガノパープル)で、最高賞である農林水産大臣賞を受賞しました。

須坂市地域おこし協力隊  田島和恵

2017/12/05

「ふるさとを感じる日本型の理想土(リゾート)宿」花仙庵 仙仁温泉岩の湯

Permalink 09:45:19, カテゴリ: インタビュー記事  

<須坂しごとラボVol.17>
代表者名:金井辰巳
従業員数:53名
創  業:昭和34年
事業内容:旅館業

仙仁温泉岩の湯は、須坂市街地から菅平高原に向かう峠の入り口にある国道406号沿いの山間にたたずむ温泉宿です。
県内外からリピーターも多く「一年先まで予約ができない宿」と言われるほどの人気の宿です。
須坂市内から車で15分程度、須坂駅からも市民バスが出ていて終点が岩の湯になります。
岩の湯の駐車場に入ると従業員がすかさず車の誘導に走る姿が印象的です。
「仙仁(せに)」とは地名で、駐車場から宿までをつなぐ橋の下を仙仁川が流れています。
この仙仁川のせせらぎと木々の緑が、また季節が変われば真っ赤な紅葉が、訪れる多くのお客様の心を癒しています。
日常から離れた異空間で最高級のおもてなしを提供する岩の湯は、須坂市を代表する温泉宿です。

●幼少期の思い出と旅館業への思い
二代目の金井辰巳社長は現在65歳。群馬県の出身で、7歳の時に家族で須坂市に引っ越してきました。
「もともとあった岩の湯の建物を両親が引き継いで経営をすることになり移住しました。昭和34年の創業からはお客様中心の生活に変わり、家族が揃って食事をとるのも難しい環境でした。幼かった私にとって決して満足のいく生活スタイルではありませんでした。そんな体験から、岩の湯にお越しいただくお客様には、普段の生活で失っていた時間を取り戻す場所としてゆっくり過ごしてもらいたいので「たかが一泊されど一泊」の気持ちでお客様に満足いただけるサービスを提供しています」
金井社長は昔を振り返りながら話してくれました。

●救ってくれた哲学者ルソーの本
「東京での学生時代は法学部に所属し弁護士を目指していました。当時はいろいろな悩みを抱えていて、ある宗教を信じ頼った時期がありました。そんな時、題名に惹かれて「告白」というフランスの哲学者ルソーの本を手に入れ、夢中になって読みました。反体制、反宗教的とみなされたルソーが民衆から追放され、恋愛でも不幸な道を辿った自伝が書かれた本です。そんなルソーを癒した島がサン・ピエール島(北大西洋にある島、フランス領)で、ルソーはこの島が安住の地だと書いていました。これだけの本を残す偉大な人物でも悩み苦しむ人生を送っていた「真実は一つじゃない」と気付き宗教から抜け出すことができました。現代の人が求めるのは、このサン・ピエール島のような場所なのだとひらめき、岩の湯をサン・ピエール島のようにしようと思い跡を継ぐことを決めました。この時は地に足が着いた心境だったのを覚えています」
このように金井社長は、旅館業を継ごうと決心した経緯を話してくれました。

●社長が描く理想土(リゾート)宿
岩の湯は平成元年に新装オープンし、現在の客室数は全部で18室。広々とした和室とその一角にはゆったり座れるソファーが置かれ、どの部屋もくつろぎの空間を感じます。
「以前から、旅館が欧米型のリゾートに近づいていいのだろうかと疑念を抱いていました。リニューアルの目的は日本人としての日本型理想土(リゾート)を創り上げることでした。この理想土(リゾート)は「ふるさと」を意味します。庭の植物も私の手で植えました。今も剪定や遊歩道の手入れを作業着になって自分がやっています。岩の湯に行けば味わえる「ひとつの町-ふるさと」を敷地の中に作りたいと思っていました。よく高級旅館だと言われますが、年齢を問わず赤ちゃんや小さなお子さんの宿泊者も大事にしています。限定せずに、どんなお客様でも大事にできるかどうかが大切なことだと考えています」
館内のあちらこちらには素敵に活けられた花々が飾られています。その数200か所以上とのこと。この花からも岩の湯の温かい心配りを感じました。

●岩の湯での働き方
岩の湯では、お客様の接客や調理だけでなく様々な働き方の可能性があると金井社長は言います。
「三千坪の農場を所有しているので、野菜を作ったり管理する人が必要です。敷地内にある遊歩道や庭木の手入れなど、宿全体を見守る70代の従業員もいます。岩の湯は、旅館業にも関わらず土日、祝日等を自由に休むことができます。出勤した場合は手当てが付きます。さらには、クリスマスや年末年始は宿自体を一斉休館にします。そうした休館日が年間30日以上もあります。自分の幼少期を踏まえて、あくまでも家庭を大切にする働き方を推奨しています。子育て中であれば、子どもの学校行事などに合わせて休日を取得することもできます。おそらく旅館の中でも働きやすい職場ではないでしょうか」

また、従業員の研修に関しては、入社式をあえて長野市内のホテルで行い、皆で勉強する機会を設けているそうです。お客様に対する優しさとはどういうものか、基本的な接客マナーなど、外に出る機会を有効に使って学ぶようにしています。社内でも研修会を年に3回ほど定期的に行い、時には社長自らがコーディネート役となりおもてなしを指導しています。
フロントを担当する従業員に働く環境について伺ったところ、1か月前に就職したという若い女性は、以前から岩の湯の喫茶を利用しながら、ここで働くことが夢だったと言います。また、長く勤務するベテランの女性は、歳をとっても楽しく働ける職場ですと答えてくれました。

●岩の湯が求める人材
求める人材は?との問いに金井社長は「パソコンなど機器の扱いが長けている人より、アナログでも真面目な人で「ふるさとの宿」としての対応ができる方を希望します。仕事と人生は別ではないので、いかにお客様を大事に思い寄り添えるか、お母さんのような面倒見の良い人が理想ですね。これまで旅館業を経験していない人の方が柔軟に対応できていい場合もあります。私は東京の大学に進学したので、6年間の都会暮らしを経験しています。都会では得られない豊富な自然や人の心を癒す文化がこの須坂市にはあると思います。今でも東京は暮らす場所というより学びの場という感覚が大きいです。きっと、ギスギスした都会の暮らしから抜けたい人に旅館の仕事は合うのではないでしょうか」と答えてくれました。

今、社長はご長男といっしょに岩の湯を経営しています。そのご長男は、ルソーの唯一の安息の地であったサン・ピエール島を実際に見てきたそうです。そして、金井社長の夢だった弁護士は次男が叶えてくれたとのこと。金井社長は幸せそうな表情で話してくれました。


金井社長とご長男

岩の湯では「ふるさとのやすらぎ」を求めるお客様に癒しの時間を提供しています。
ユーモアたっぷりの明るい金井社長といっしょに、あなたも理想土(リゾート)を目指して働いてみませんか?

◆社員の採用情報と応募について
仙仁温泉岩の湯は大洞窟風呂が名物で、自然の息吹を身近に感じられる秘湯の宿として最高ランクを誇ります。フロント、サービス、管理、調理師を募集しています。宿の業務説明および見学は随時受付けていますのでお気軽にお問合せください。

花仙庵 仙仁温泉 岩の湯(日本秘湯を守る会公式ホームページ)
http://www.hitou.or.jp/hymbrrsv/hymbr_pg01.html?yc=ni129

お問合せ先
株式会社 仙仁温泉 岩の湯
〒382-0034 長野県須坂市仁礼町3159
電 話026-245-2453
FAX026-248-0047

(信州須坂移住支援チーム 豊田)

先輩移住者に聞くVol.9/須坂市峰の原高原ペンション四季のオーナー冨田浩二さん

Permalink 09:25:56, カテゴリ: お知らせ, インタビュー記事  

みなさんこんにちは。このコーナーでは須坂市に移住した先輩移住者にインタビューをして、須坂の暮らしはどういうものか、須坂のいいところ、苦労しているところを聞いていくコーナーです。
今回は須坂市峰の原高原地区のペンションのひとつ、ペンション四季のオーナーである冨田浩二さんにお話をお伺いしました。

◆奥さんと1977年8月に埼玉県から移住

●ペンションオーナーになったきっかけ
東京の高校で教師をしていました。しかし、大変忙しく、また、生まれてこの方、人が多いところでしか住んだことがなかったので、人が少なくのんびりしたところで住んでみたかったということがありました。
まず、峰の原高原で保健休養地開発がされていたのでその土地を見に来ました。
その時に北アルプスが綺麗に見えて、その印象が大変深く、ここで生活したいと思いました。
そして、峰の原高原で生活するにはどのような仕事があるのかを調べていると、たまたまその時代はペンションという宿泊形態が誕生してすぐだったので、それなら素人でもすぐにはじめられるのではないかと思い、ペンション業をはじめました。

●須坂・峰の原高原で生活して良かったこと、苦労したこと
基本的には今の生活に満足しています。
まだ、仕事をバリバリしていた時には冬のシーズンはスキーのお客様ということで忙しかったですが、ある程度歳を取るにつれてスキーのお客様を迎えるというよりも冬を我慢して過ごせば、あとは素晴らしい季節が待っているという心境に変わりました。
逆に苦労したことは、経済的にも、もちろん大変でしたし、慣れない旅館業でしたので台所の中心だった料理を作る妻の方が私よりもよっぽど苦労したのではないかと思います。
幸いなことに40年間ここで暮らしていけるくらいお客様が来て下さったので経済的に苦労したということは少なかったと思います。
今は高齢になり冬の寒さと雪の多さに苦労しています。

●須坂市・地域おこし協力隊への提案
高齢者という立場になって思うことは、高齢者がどうやってここで暮らしていけるかということです。
やはり高齢者がここで暮らしていくには行政の援助がないと暮らしてはいけません。ここ峰の原高原には公共交通機関がありません。
ですので、高齢者が無理をして車の運転をして暮らしていかなければなりません。
これが結構厳しいのです。
ですから一日一便でも、一週間に一便でもいいのでここで暮らしていくために必要な公共交通機関が欲しいです。
また地域おこし協力隊には空きペンションの活用をどうにかしてもらいたいです。
観光的に見ても空き家というのはマイナスになってしまいます。

●移住を希望する方へ
移住希望者にはたくさんペンションに泊まってオーナーさんの話を聞いて欲しいです。
それがここで暮らしていくパワーになります。
私も開業する前にお話を聞いたりしてペンションの経営だったり、峰の原高原のことだったりを聞いてアドバイスをいただきました。
もし、ペンションを経営したいということであれば、偉大な先輩たちがたくさん峰の原高原にはいますので、是非泊まって話を聞くのがいいと思います。

ペンション四季
http://home.t08.itscom.net/horn/siki.html
TEL&FAX0268-74-2736

須坂市地域おこし協力隊  斉藤祐哉

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